「十日という空白の時間がもたらすもの」


テスト前は、およそ十日前からその準備に取りかかります。すべてのことにキリをつけ、すべてのことを棚に上げて過ごす十日間の空白時間は大きく、その前後で興味・関心、趣味・嗜好が全く違ったものになってしまうことを度々経験しています。近じかのうちに、二つ、三つのテストが組まれるとその代償はさらに大きく、以前のことは忘却の彼方へと追いやられ、思い出すことさえ困難になってしまいます。

今年度は中二生の準備さえすればそれでよく、今回のテスト週間中には、能天気にも釣りに現をぬかしていました。二十年目にしてはじめての受験生のいない年です。こんな年もあっていいと思っています。こんな年もないと疲れてしまいます。

試験後、テスト週間前に書き留めておいた、掲載を予定していたブログのタイトル名を見返しました。十日間の空白時間は思った以上に大きく、残念ながら、熱未だ冷めやらぬ、というわけにはいきませんでした。試験前に平積みにしておいた本を眺め、隔世の感を抱いています。