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1月, 2020の投稿を表示しています

TWEET「『ワーク・ライフ・インテグレーション』の渦中にて」

「ワーク・ライフ・インテグレーション」という言葉を偶然知った。  居職を旨とする私にとって、さして目新しさはないが、ただこのような働き方が一般的になれば、人混みに行方をくらます ことができ、うれしいかぎりである。いまの私の暮らしぶりは、殊に田舎暮らしにおいては、好奇の目にさらされることが多く嫌気がさしている。  私にとっての問題は、むしろ「ワーク・ライフ・バランス」にある。時流に逆行し、旧態依然としているのはいつもの通りである。  遊民座食の徒には、お声がかかることも多く、ご依頼ごとも多い。なかなかそっとしておいてもらえないのが現状である。横槍が入ることもままある。「ワーク」無きところに「バランス」無く、プライベート無く、と他所目には映るらしい。「ワーク」と認知されてはじめて、積極的な意味での「ライフ」が生じ、「バランス」が求められるようになる。認知なきいまの私には立つ瀬がない、ということである。  そして、あらためて思うのは、小林秀雄の 「陸沈」 のことであり、また倉本聡の 「知らん権利と放っとく義務」 のことどもである。  働き方が変わろうとしているいま、その渦中にあって、二律背反の憂き目から逃れることの難しさを感じている。

TWEET「予祝です。勇み足です」

 一転し、今日は春本番を思わせるような陽気になりました。陽気に誘われて、久しぶりに MacBook Air を外に持ち出しました。  今日は愛知県下の私立高校で推薦入試が行われています。昨日応援のメールを送りました。 「祈!ご健闘!!」 いよいよですね。 気合いを入れ て、  自分を信じ、 前だけを見て、 勝ちにいきましょう。 果報、寝て待っています。 GOOD LUCK! FROM HONDA WITH LOVE. そして、明日にはもう合格発表です。以下、予祝です。勇み足です。 「慶祝!慶賀!!」 合格、おめでとうございます。 光ヶ丘女子高等学校、また豊橋中央高等学校での青春、存分に謳歌してください。 希望を胸に旅立ちの春ですね。 新天地でのご健康とご活躍、またさらなるご雄飛をお祈りしております。 ご家族の皆様方によろしくお伝えしてください。 とっびっきりの笑顔でのまたのご来塾、楽しみにしております。 GOOD LUCK! FROM HONDA WITH LOVE.

TWEET「散財もまたよし」

 何をしようがしまいが、 おほめの言葉をかけていただけるはずもなく 、ただ自画自賛するばかりである。  私立高校の推薦入試を皮切りに受験期を迎えた今日、待ちきれずに自分へのご褒美を誂えた。ひとり遊びの玩具ばかりである。 ◆「Apple」 ◇  AirPods Pro 2020/02/22 に到着の予定です。アクティブノイズキャンセリングの機能がうれしい。Apple の音創りに興味が尽きない。 ◇  Catalyst Waterproof Case for AirPods Pro Special Edition BK 本体は依然行方不明ですが、その脱殻だけがいま手もとにあります。 ◆ 「trangia」 スウェーデン生まれの、「アルコールバーナー」用に設計された、アルミ製(無垢)のコッヘルには趣きがあり味わいがあります。 ◇  メスキット 明日到着の予定です。遊び倒します。お気に入りの、 ◇  1.0L ビリーコッヘル が、スタッキングされています。 ◇  ケトル 0.6L オーストラリアからの出品です。納期も遅く少々心配しています。 士気を高めるためには散財もフライングもまたよし、と納得しております。 追伸:活字離れが進行しています。

TWEET「悲痛な悲鳴には無為で応える用意をした」

 高校入試をひかえ、息も絶え絶えの塾生がいる。悲痛な悲鳴が聞こえてきそうである。それは何も今年にかぎったことではない。 河合隼雄先生は、京都大学の最終講義で、 「余計なことをしない、が心はかかわる」 とおっしゃられている。 河合隼雄『こころの最終講義』新潮文庫 講義名は、「コンステレーション ー 京都大学最終講義」でした。  しかし、「余計なことをしない」ことは一大事である。相応のエネルギーを要し、消耗することは覚悟している。真価が問われている。悲痛な悲鳴には無為で応える用意をした。

TWEET「暴風警報発令中につき」

 暴風警報が発令され、市内の小中学校が休校になった。想定外のことである。しかし、公立高校の志願校を決定する「進路相談会」という名の「進路指導」を延期するのは困難で、午後から順次行われている。受験生が苦渋の選択を迫られる日に、学校当局が巻き込まれた格好である。  当塾では、 「こんにちは。 今夜の授業の出欠については、各人の判断に一任いたします。豊川高校の一般入試 直前の二回の授業には、あれもこれもを詰め込んで、と思っていましたが、冬の嵐には勝てず、苦渋の選択をしました。 よろしくお願いいたします。 TAKE IT EASY! FROM HONDA WITH LOVE.」 といった内容の文章をラインで回してもらうことにした。  明日は、私立高校の推薦入試が行われ、また一週間後には私立一般入試がひかえており、天候を恨めしく思っている。  先日の、インフルエンザの蔓延による、テスト週間中の五日間の学年閉鎖といい、また今回といい、波乱含みの年明けである。

TWEET「今日も trangia と戯れる」

 今日の午前中には、2020/01/21 に行われた、中三生の「総括(学年末)テスト」の数学と理科の問題を解いた。とにかく問題数が多かった。難問も幾問かはみられたが、それにしても平均点が低く、いまさらながらに、中学生の実力をみた思いがした。  受験期にはなかなか休ませてもらえないのが現状である。 「trangia」 Made in Sweden by Trangia AB since 1925 ◇ メスティン TR-210 ×2 ◇ メスティン レッドハンドル TR-310 ×2 ◇ メスティン用SSメッシュトレイ ◇ メスティン用ケース  ◇ ラージ メスティン TR-209 ◇ ストームクッカーS ウルトラライト ◇ パンスタンド ◇ no.27収納袋 ◇〈ミニトランギア〉 ◇ アルコールバーナー  ◇ フューエルボトル 0.3L/オリーブ 0.5L ◇ ソリッド/ジェルフューエルバーナー ◇ トライアングルグリッド II型  午後からは 「trangia」 の品々と戯れた。今日も火遊びはしなかった。スウェーデン生まれの、「アルコールバーナー」用に設計された、アルミ製(無垢)のコッヘルには趣きがあり味わいがある。時間が経つのを忘れて興じていた。 山より道具の世界である。  いかにもかわいらしい、 ◆ 1.0L ビリーコッヘル ◆   ケトル 0.6L の購入を考えているが、品切れ中、または法外な値段が付けられており様子見である。  今日も一人遊びである。やはり、一人がいい、一人でいい。

TWEET「trangia と戯れる」

TWEET「枯れ木で賑わった」(2019/03/13) 愛知県公立高校の推薦入試では、「自己の特性」について一分間程度で述べる、という自己表現が課せられています。「特性」という言葉づかいには多分に違和感を覚えていますが…。  二年前に私は、「自己の特性」について思うところを書き、また三つの文例をブログ上に載せました。  入試前には多くの閲覧がありましたが、それもつかの間のことで、みごとな終息をみせました。  山は賑わった。やはり枯れ木で賑わった、と思っています。 昨日の午前中には、「Blogger」の、 ◇「作文・小論文の文例集選集」 00_自己の特性_文例三題 01_愛知県公立高校_推薦入試_3分間自己PR文編選集 02_高校入試編選集 03_大学_短大_各種専門学校入試編選集 04_就職試験編選集 05_詩一編他編選集 ◇「面接試験」覚え書き ◇「推薦枠」 を閉じ、「Box」で当塾の受験生のみ閲覧できるように設定した。はじめてのことで意外に時間がかかった。共有ということで神経質になった。 「trangia」 Made in Sweden by Trangia AB since 1925 ◇ メスティン TR-210 ×2 ◇ メスティン レッドハンドル TR-310 ×2 ◇ メスティン用SSメッシュトレイ ◇ メスティン用ケース  ◇ ラージ メスティン TR-209 ◇ ストームクッカーS ウルトラライト ◇ パンスタンド ◇ no.27収納袋 ◇〈ミニトランギア〉 ◇ アルコールバーナー  ◇ フューエルボトル 0.3L/オリーブ 0.5L ◇ ソリッド/ジェルフューエルバーナー ◇ トライアングルグリッド II型  午後からは 「trangia」 の品々と戯れた。火遊びはしなかった。スウェーデン生まれの、「アルコールバーナー」用に設計された、アルミ製(無垢)のコッヘルには趣きがあり味わいがある。時間が経つのを忘れて興じていた。山より道具の世界である。  ひとり遊びである。やはり、一人がいい、一人でいい。

「拝復 P教授様_我もなければ他人もなく」

 何十年来かの「約束」があって、前回の「記者会見場」での画像だったんですね。納得しました。  人気のない「記者会見場」にて、我もなければ他人もなく、誰にともなく話す姿はすてきです。遊戯三昧ですね。 添付ファイル、どうもありがとうございました。 残り少なくなった休日をお楽しみください。 また。 くれぐれもご自愛ください。 FROM HONDA WITH LOVE.

「動詞_散見する」

 一日の休日をはさみ、2020/01/22,23,24 の三日間には、豊川高校の数学と理科の三年間分の過去問を解いて過ごした。理科は難易度が高く、問題数も多く意外だった。  毎春中学校が斡旋する「愛知教育文化振興会/三河教育研究会」出版の過去問の解説は面白くなく、解答の間違いも散見されたのは例年通りだった。  授業では公立高入試につながる問題を扱う予定でいる。  この三日間を有意だったと納得するのか、無為だったと評するのか。それにしても時間がかかり過ぎている。時間をかけ過ぎている。  豊川高校の一般入試は、2020/02/04 に行われる。

TWEET 「真面目(しんめんもく)」

  今日 中三生の総括(学年末)テストが終わりました。これで内申のすべてが出そろい、公立高校の志願校が決まります。  私はひと足早く昨夜でお役御免となり、今日一日はすべてを放擲し気ままに過ごすことに 決めました。  冬枯れの、植生回復中の湿原を散策し、帰宅後 午睡。その後スーパー銭湯にて入湯し、いまにいたっています。   弛緩した体では、ものを 考えることができず、時間の感覚も怪しく、ぼんやりしています。自足しております。  頭から出てくるのはせいぜい虱くらいのものである、とは誰がいったのか、よくいったものだと感心しております。

「大寒の日の今日、虚な頭で」

  金曜日(2020/01/17)の午後には、2020/01/04 の午後からはじめた 中三生の総括(学年末)テストの対策授業を終えた。冬期講習(2019/12/20〜)から数えると長丁場だった。土,日,月曜日には塾を自習室として開放し、また質問には随時応じることを子どもたちに告げた。  残務整理をし、そして適当なところで私立高入試の準備を切りあげた。活字は見る気にならなかった。 横になって、 ブルーノ・ワルター「田園」 ばかりを聞きながら、うつらうつらしていた。うつらうつらしながらも多少思うこともあった。 [名対談再録]「歴史について」小林秀雄 × 河上徹太郎 1979.7.23、於福田屋 『考える人 小林秀雄 最後の日々 生誕111年・没後30年記念特集  2013年春号」 新潮社 河上  そりゃあ、それでいいがね。……小林、僕この頃変になったんだ、音楽って嫌いになったよ。 小林  そうか。 河上  どういうことだろう。 小林  わかるよ。 河上  堅っ苦しくて厭(いや)なんだよ。僕、現代音楽というのが、 好きになってしまった。 小林  わかるよ。わかるけれど……。 河上  いけないか……。 小林  いや……。それは年齢(とし)のせいだよ。 河上  もう、モーツァルトとか、ベートーヴェンとかが、堅っ苦しくて厭なんだ。 小林  それは、当りまえのことが起こってるんだ。君、さしみは好きだろう。ところが、年齢とってきて、この頃はさしみがちょっと生臭くなってきたっていうところがあるだろう。 河上  こいつ、なんでも先を知ってやがるから厭だ。 小林  先きも後もない、長い付き合いがわからせるものがあるんだ。ーー僕は今日、「有愁日記」を読んでいたんだよ。 河上  そりゃ、どうも。……ここへ来るまで、僕は寝ていた。 小林  話のきっかけでも見つかるかと思ってね……。だんだん読んでいたら、君が、僕の「モオツァルト」に触れているんだ。忘れていたな。ところが、まったく偶然なんだが、前の晩、新しいレコードをもらったんでね。五一五番のクィンテットを聞いていたんだ。どうも、やっぱり大したものだ、と思っていたんだ。 河上  待てよ。おれも、忘れてた。 小林  「神さまは、バッハよりもモーツァルトのほ

「拝復 P教授様_心境の深まりです!?」

おはようございます。 還暦の予祝後、執筆活動に専念していらっしゃることと拝察しております。 眼鏡の度が合わなくなり、いまから「メガネの朝倉」さんへ行ってきます。老いの進行です。心境の深まりです!? 時節柄くれぐれもご自愛ください。 FROM HONDA WITH LOVE. こんにちは。 「中近」のレンズを誂えてきましたが、 「もうこれ以上 強い度のレンズはありません」 と宣告され、覚悟しました。  また、「遠近」のレンズを二組お願いしてきました。こちらにはまだ余力があるようですが、遠くないいつか、と確信しております。 では、では。 すてきな週末をお過ごしください。 また。 くれぐれもご自愛ください。 FROM HONDA WITH LOVE.

TWEET「制札」

 インフルエンザの蔓延により、一昨日から中学三年生が五日間の学年閉鎖になった。そして、総括(学年末)テストが、閉鎖明けの二日間に延期された。  手をこまねいてみているわけにもいかず、13:00〜16:00 の暖かい時間帯に授業を組んだ。予期せぬことで準備に追われている。入試を視野に入れての授業である。「冬の後始末講習」である。 一昨日は早朝三時に起床し、昨朝は五時、今朝は四時に起きた。 「ひとえに君たちへの愛の賜物です」 というと、子どもたちは大笑していた。  それにしても、暗雲垂れ込め…。  百閒先生に倣いて、玄関先の入り口に制札を貼ろうか、とも考えている。 「予防接種を受けた君たちへ 吾 保菌者との接触を好まず。 また、流行を追わず」 破蓮(やれはす)敬白 いかがなものであろうか? 以下、 「百閒先生の寝姿_はじめに」 です。 追伸:これで、テスト前 十日間のうち、八日が休みになりました。冬休みの続編です。

「令和二年 新春のP教授語録」

「陽光を浴びながら飲む昼間のビールは最高! 還暦からは意 のまま、我がまま!!」 「昼間のビールは、 酔い心地もよく 旨い。 雑務をさぼってのビールは、命の洗濯」 「リミターさえ外せば、自由が手に入る。 毎日を正月にだってできる。 「自分のことは自分で選択できる自由」に遊べる人こそ、「遊鬼」といえる。 その代償など幻想だということが分かる」 「フロー」の状態は危険と隣り合わせの状態だと認識しております。 以下、 茂木健一郎 / 江村哲二『音楽を「考える」』ちくまプリマー新書(全) です。 午後三時間の「冬の後始末講習」を終え、つい今しがたヤクを飲みました。おしゃべりが過ぎ、「フロー」の状態です。高揚した精神を落ち着かせるためにいまから寝ます。ホメオスタシスにお任せます。 くれぐれもお大事になさってください。ご自愛ください。 FROM HONDA WITH LOVE. 「努力は夢中に勝てない。 熱中すれば、努力も遊びになる」 行き着く先は、やはり「遊び」ですね。 「遊戯三昧」ですね。 テスト週間中につき休日返上です。 FROM HONDA WITH LOVE. 「明日死ぬかのように遊べ、永遠に生きるかのように学べ」 「学ぶ」ことこそ至高の「遊び」と思えば、やはり「遊ぶ」につきそうですね。 時節柄くれぐれもご自愛ください。 FROM HONDA WITH LOVE.

「拝復 Dr.T様_相応の授業料を払って」

 節度ある学生さんたちの酒席は賑やかで愉快ですね。相応の授業料を払ってお酒の味わいを覚え、宴席でのたしなみを身につけていくのだと心得ています。  今年度は、03/05,06 に Aグループ入試、03/09,10 には Bグループ入試が組まれています。合格発表は、03/18 です。ご来豊時(03/14,15,16)には、はて余力が残っているのか、いないのか。また、この先「幾山川越えさりさり行かば」と思うと、気が重くなるばかりです。 ご丁寧なご挨拶、またご連絡、どうもありがとうございました。 初春のご来豊を楽しみにしております。 では、では。 くれぐれもご自愛ください。 FROM HONDA WITH LOVE.

TWEET「東慶寺がいい」

 「ありがとう」のひと言がいえない子どもたちがいて、大人たちがいる。近年常態化しているとはいえ、こればかりは慣れない。今年に入って早やいくつかの不愉快な思いをしている。  縁切り寺に駆け込む算段をしている。駆け込み寺なら、小林秀雄が眠る 「東慶寺」 がいい。目と鼻の先には、漱石が参禅し、井筒俊彦が眠る 「円覚寺」 があり、 「鎌倉文学館」 がある。  風土が人をつくるのか、人が風土をつくるのか。いずれにしても当地を捨てる、当地に捨てられる願望は高じるばかりである。「 あまざかる鄙」の明け暮れは、もの言わず腹ふくるることばかりである。 「旧制三高」 深代惇郎『深代惇郎の天声人語』朝日文庫  京大教授の梅棹忠夫さんが「きらいなもの」を聞かれ、「ざっくばらんが大きらい」と答えているのも面白い。ざっくばらんとは、つまり野蛮なのだろう。(337頁) 「ざっくばらん」とは、前後なく、節度なく、見境なく、ということなのでしょう。

「H君へ_慶祝!ご成人!!」

ご成人、おめでとうございます。 年末年始、自宅でゆっくりできてよかったですね。きっとお友達たちと、ヤンチャなことをしたんでしょうね!? その後も激増中ですか。過体重ですね。帰省太りですね。成人の日の Nさんのふっくらした顔を思い出します。 晴れの日の今日を機に、さらなるご雄飛をお祈りしております。 ひき続き、晴れの佳き日をお楽しみください。 また。 ご家族の皆様方によろしくお伝えしてください。 GOOD LUCK! FROM HONDA WITH LOVE. 追伸:気をつけて上京してくださいね。都は初春ですよ!!

TWEET「春に笑えばそれでいい」

 たとえば、市内統一の「学力診断テスト」にしろ、業者の「模擬試験」の結果にしろ、あるいは「過去問」の出来不出来にしろ、そのいちいちに一喜一憂しないこと、と子どもたちにはことあるごとに伝えている。落胆は病いの温床にもなりかねない。感情で色づけされる以前の、「無彩色」の心で見やり、軌道を修正するのが賢明である。自身の内の絶対量が増えればそれでいい。理解はある時期を境にして急速に進む。要は、前だけを見て勝ちにいきましょう、ということである。入試直前までに仕上がればいい。春に笑えばそれでいい。  合否の別は深刻である。びりけつでの合格は椿事であるが、少々きまりが悪く、びりから二番目がいいね、とぜいたくなことも口にしている。 ◇ 『井筒俊彦全集 第六巻 意識と本質 1980年-1981年』 慶應義塾大学出版会 「禅を無彩色文化とすれば、密教は彩色文化だ、と言った人がある。」(「Ⅹ」章 244頁)

「いまなぜピーター・パンなのか」

The moment you doubt whether you can fly, you cease forever to be able to do it. 「飛べるかどうかを疑った瞬間に永遠に飛べなくなってしまう」  ピーター・パンは、飛べるかどうかを疑った瞬間に飛べなくなる、自信を失った瞬間に飛べなくなる、といった話を子どもたちにすることがある。しかし、「永遠に」という言葉を除外することくらいの配慮は私にもある。 「いまなぜピーター・パンなのか」といえば、それは正月三日に P教授からいただいたメールの文面に由来している。逆手にとられ、矛先がこちらに向けられた格好である。正月気分が払拭された。 Amazon で検索すると、「青空文庫」に、 中谷宇吉郎『ピーター・パン』 が網羅されていることを知り、意外な取り合わせということともあいまって、早速読んだ。今年はじめての読書だった。「武士道」という言葉を目にし意表をつかれた。 「なによりもこの (『ピーターパン』の) 映画には、美しい画面が、ほとんど無数にある。芸術でも、学問でも、美しいということが、最高の要素であって、美しくないものに、良いものはけっしてない。  画面が美しいばかりでなく、その中に盛られている精神がまたきわめて美しい」 (No.53 /113)  中谷宇吉郎に関しては、後日項を改めて書きたいと思っている。 そして、 J.M. バリ「ピーター・パン」岩波少年文庫 を注文した。今年はじめての書籍である。  天翔ることができると思えば、永遠にヒーローであり続けられるとすれば、微塵のためらいもなかった。

「拝復 P教授様_屋根裏部屋に」

「屋根裏部屋に、 登山道具一式を発見。 天日干し」   登山道具一式は、エマージェンシー・セットとして、いつでも持ち出せるように押し入れに鎮座しています。昨春からはカヤックも加わり万全の態勢か、と思っています。  一人二人用のテントといい、一人乘りの船艇といい、非常時には返り見ることなく、一人命からがら、ということです。  正月三日、不心得者の戯言でした。 登拝(とはい)、楽しみにしております。 FROM HONDA WITH LOVE.

TWEET「ご厚情に深謝しております」

 五期生のRとT君(アルファベット順です)にご招待していただき 、「ホテルアークリッシュ 豊橋」さんの「THE GARDEN」で昼食を共にした。聞けば、39歳になるということで我と我が身を顧みざるを得なかった。  食事はそこそこにして歓談、談笑した。  ときにはレッドカード、一発退場かといった際どい話題にも話は及び、それは特に私に顕著に認められたが、 気品が問題 、ひとえに気品の問題と誤認している私にとっては、どこ吹く風だった。  その後場所をかえ、 「デニーズ 豊橋花田店」さんにて大笑し、自宅まで送っていただいた。  お正月休暇の貴重な時間を割いていただき、年頭から散財させてしまい恐縮している。お二人のこの一年のご健康とご多幸、またさらなるご雄飛をお祈りするばかりである。  帆に順風をいっぱいにはらみ、順調すぎる滑り出しである。  年明け早々の至れり尽くせりのおもてなしに深謝している。

TWEET「瑞兆かと思った」

夕陽の射すころ、 南東の空に浮かんだビルの峰々が、 朱(あけ)に霞んでいた。 瑞兆か、と思った。 思いもよらぬ言葉が心に浮かんだ。 正月一日に思った。 年頭に思った。

「拝復 P教授様_『イエス』に背を向けて」

「たった一つの重要なことにイエスという為に、その他全てにノーという」 「たった一つの重要なことを見極めるために、そのすべてにおいてノンというに如くはあらず」 「イエス 」に背を向けて、ということですね。 FROM HONDA WITH LOVE.

「慶祝!慶賀!!」

新春のお慶びを申し上げます。 また、変わらぬご厚情を賜わりますよう、よろしくお願いいたします。 この一年のご健康とご多幸、またさらなるご雄飛をお祈りしております。 FROM HONDA WITH LOVE.