「 ブラックバス_’15 秋季シリーズ 第十戦 その二」
「 ブラックバス_’15 秋季シリーズ 第十戦 その二」
2015/10/16
◇FPS tiny
ELESE とFPS tiny のコンビにまつわる思い出もたくさんあります。当時 ELESE には、純正のCALCUTTA CONQUEST 51S をセットし 12LB のナイロンラインを巻いていましたが、昨夜はスプールを魚沼産に、ベアリングをHEDGEHOG STUDIO の1030AIRに交換し、4LBナイロンラインを巻き武装しました。当歳のちびっ子バスがポコッと飛び出しましたが、ルアーには触れませんでした。越冬のために飛来した四羽のカイツブリが、私の行く先々に先回りをして、バチャバチャと暴れ、嫌がらせをするので、水鳥の影におびえたバスは藻の奥深くにじっと身をひそめていると思われました。このコースをトレースすれば、といった幾つかのコースにルアーを通しましたが全く反応がありませんでした。中古で買ったFPS tinyのフックは、大きなフェザーフックと交換されていたために、前後のフックが干渉し絡まりましたので、改善し次回に備えます。
◇COMBATCLANK クリアチャートバック
釣果2
昨夜もクリアチャートバックで挑みました。THERESE につけてあった 、
◆CALCUTTA CONQUEST 100 を、
◆F1-1/2-63Xti EXPADA
につけ換えました。久しぶりのお目見えでしたので、バスと一戦を交えるEXPADAの勇姿を、ぜひとも拝みたいところでした。COMBATCLANK のステディリトリーブ(棒引き、ただ巻き)を執拗に繰り返しましたは反応はなく、半ばあきらめかけていました。ところが、思わぬことが好機をもたらしました。ヘッドランプのゆがみを直そうとして、ハンドルから手を離した直後にアタリがありました。遅アワセでしたがうまくのりました。その後は、EXPADA の力を頼みにして、バスが藻の中に逃げこまないように浮かせながら、力まかせの強引なやり取りをし、何とかランディングに持ちこみました。バスは獲物にさとられないように、獲物を追尾し、獲物がみせる一瞬のすきをついて獲物に襲いかかります。バスが飛びつくための間をルアーで演出する必要があります。昨夜はじめて知ったことではありませんが、ステディリトリーブ中に緩急の変化をつけることは、頭で考えるほど容易ではなく、単調にただ巻きを繰り返してしまいます。バスがルアーを追尾していることがわかれば、簡単なことなのですが、回り続けるスプールの慣性にうち勝って、ルアーの動きに緩急をつけたり、ルアーを止めることは、頭ではわかっていてもなかなかできません。一昨夜は、煙草の火を消そうとしてうつむいた瞬間に、バスはルアーに襲いかかってきました。ルアーの不自然で不審な動きがバスを誘います。単調なルアーの動きは、バスに見切られてしまいます。数投後にコツコツ、コツコツとしたアタリがあり、ロッドをあおりましたが空振りに終わり、ルアーを回収しました。しかし、意外になことにルアーには、当歳のちびっ子バスがぶら下がっていました。リフレクションバイト(反射食い)です。ちびっ子バスのすばらしい反射神経にはいつも驚かされます。生き抜くために備わった生来の能力です。
夜半に行われる MacDonald’s さんの、その日の後かたずけと明日への準備の慌ただしさの中での飲食は御免こうむりたく、昨夜はモスバーガーさんで余韻にひたって帰宅しました。