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白洲正子『遊鬼 わが師 わが友』新潮文庫_まとめて

◆ 左上の「メニューボタン」をクリックしてください。「サイドバー」が開きます。 ◆ 右上には「検索窓」があります。 ◆ 青色の文字列にはリンクが張ってあります。クリック(タップ)してご覧ください。 ◇  青山二郎「意味も、精神も、すべて形に現れる」 ◇  小林秀雄「梅原さんの言葉は絵なんだ」 ◇  白洲正子「彼らが教えたのは命の限り生きることだった。生を楽しむことであった」 ◇  小林秀雄「それが芸というものだ」 ◇  白洲正子「『かさね色目』_王朝文化は日本の美の源泉」 ◇  白洲正子「遊鬼 鹿島清兵衛」

「仲秋の湿原を行く_20」

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 雨がやみ、 風が出た。  いま再び、葦毛湿原の苔むした岩の上に座っている。 「気になる木」と同じ地点で、枝先の葉が色づきはじめた木を見つけた。 「気になる木」である。 「防鹿(ぼうろく)ネット」が張ってある。  鹿といい、猪といい、最も手ごわいのは人か、と思っている。

「仲秋の湿原を行く_19」

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 夜が明けるのを待って、葦毛湿原の駐車場を出発した。  湿原の花々はどこか眠たげである。  木道が朝露にぬれ湿っている。  木道のきしむ音がする。  急登を右に折れ、突きあたりまで登った。   今朝の「気になる木」である。   そしていま、苔むした岩に座っている。  小雨が降り出した。   午前中 雨の予報である。

「仲秋の湿原を行く_18」

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  岩の上に忘れた帽子を取りに、再び葦毛湿原に向かった。 「ワッ、地下足袋 カッコイイ」 と、あまり格好の良くないおば様に言われ、出鼻をくじかれた。 「イワショウブ」 「結実したイワショウブ」  帽子をかぶり、「ワッ、カッコイイ」地下足を履き帰路についた。

「仲秋の湿原を行く_17」

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葦毛湿原に行った。 今日の「気になる木」です 。

「仲秋の湿原を行く_16」

 陽が傾きかけたころ、再び葦毛湿原に向かった。  目的はなかった。  ただ、行かなければならない業のようなものを感じている。

「仲秋の湿原を行く_15」

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  葦毛湿原の駐車場で、今日は「スポーツの日」であることを知った。   湿原へと続く林間の道端にしゃがみ込んで、とあるご婦人が写真を撮るのに夢中になっていた。  レンズの先にあるものが気になった。  お聞きすると「ホンゴウソウ」とのことだった。    早速 盗撮した。  背丈 2cm ほどの希少種だった。  湿原を抜け、急登の途中から脇にそれた。そして、この先「 立ち入り禁止」のロープが張られている所まで登り詰めた。  色づきはじめた一本の「気になる木」がある。  昨日とは装いを異にしていた。  その後、沢筋の中にある苔むした岩に座った。 「苔むした岩」 静かな時を過ごした。

「仲秋の湿原を行く_14」

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 葦毛湿原に行った。   新緑である。  遠くから “熊よけの鈴” の音が聞こえた。

「仲秋の湿原を行く_13」

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 陽が傾きかけたころ、再び葦毛湿原に行った。  西陽に照らされた、明るい湿原にたたずんでいたかった。    駐車場で団体さんと鉢合わせした。湿原へと向かう林間の道を、団体さんの最後尾について歩いた。    足早に湿原を抜け、脇道に入ると景色が一変した。  移りゆく季節を目にした。

TWEET 「沢筋の小さな流れ」

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 喧騒を避け、林道をしばらく歩いた。  そして かつてよく座った、沢筋にある岩に腰をおろした。  岩は苔むしていた。  いまも変わらぬ静けさがあった。

「仲秋の湿原を行く_12」

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  夜が明けるのを待って、葦毛湿原に向かった。  団体さんがやって来て、急ににぎやかくなった。  人気のない林道をしばらく歩いた。 そして かつてよく座った、沢筋にある岩に腰をおろした。  岩は苔むしていた。  いまも変わらぬ静けさがあった。

「仲秋の湿原を行く_11」

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 昼どきの葦毛湿原を散策した。  日差しが強く、ウィンドブレーカーを羽織り、フードをかぶっての散策だった。  叔父から、「いっしょに歩かないか」とのお誘いがあった。が、お断りした。  ひとりがいい。  ふたりでは、もう多すぎる。

「仲秋の湿原を行く_10」

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 先割れ(二本指)ソックスが届くのを待って、葦毛湿原に向かった。  連日の、日に2回の湿原行である。   地下足袋でのトレッキングは諦めたはずだったが、その準備に余念がないのは何の因果か。  いま枯淡の美に魅かれている。

TWEET「花の気持ちは何如_04」

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チョウは私に無関心だったが、花の気持ちは如何。 「マーテルリンクはもし花に羽翼があつたなら、人が近寄れば飛び去るであらうと言つた」

「仲秋の湿原を行く_09」

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 早朝の葦毛湿原はすがすがしかった。   素足に地下足袋を履いて出かけた。  木道上を歩いていると、時折 木道がきしむ音がした。  はじめて耳にする音だった。  人の気配がしたので湿原を後にして、登山口へと向かった。  次第に寡黙になる自分を感じている。

「仲秋の湿原を行く_08」

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 午前中に2足目の地下足袋が届いた。  陽が傾くのを待って、葦毛湿原に向かった。  西陽に照らされた湿原は明るかった。  木道の感触が心地よかった。     湿原から続く急登を往復した。  下山中につま先に 痛みを覚えた。  靴下との相性の問題である。  地下足袋で低山を歩くことまで視野に入れていたが、いまは湿原の散策を優先しようと諦めた。

「仲秋の湿原を行く_07」

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 昨日の夕方、地下足袋が届いた。  夜が明けるのを待って、葦毛湿原に向かった。     早朝の湿原を散策した。  木道の感触が心地よかった。   その後,「一息峠」まで登山道を歩いた。  下山中につま先に痛みを覚えた。  地下足袋履きが珍しいのか、何人かの方に声をかけられた。  すっかり足元を見られた格好だった。

「仲秋の湿原を行く_06」

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 そぞろ神に憑かれ、葦毛湿原へと向かった。  ふと立ち止まった。  するとそこには沈黙があった。

TWEET「花の気持ちは何如_03」

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 ハチは私に無関心だったが、花の気持ちは如何。 「マーテルリンクはもし花に羽翼があつたなら、人が近寄れば飛び去るであらうと言つた」

TWEET「花の気持ちは何如_02」

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 ハチは私に無関心だったが、花の気持ちは如何。 「マーテルリンクはもし花に羽翼があつたなら、人が近寄れば飛び去るであらうと言つた」

「仲秋の湿原を行く_05」

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 5日続けての葦毛湿原だった。移ろう湿原の姿が気になった。  花期を終え、実を結んだ花々を目にした。  そして、ぬかるみには小さな花が咲いていた。    「花盗人は風流のうち」か?  地下足袋を注文した。  砂礫の、腐葉土の、木道の感触を足裏で感じたい。  明日 到着の予定である。  湿原に憑かれている。

TWEET 「小さな流れ」

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 この4日間の散策で、日々移ろう葦毛 湿原の営みを目にしました。 「小さな流れ」  かつ消えかつ結びて、湿原のただ中にあって、その鼓動に耳を澄ませていたような気がしています。

「仲秋の湿原を行く_04」

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 この4日間の散策で、日々移ろう葦毛湿原の営みを目にしました。  かつ消えかつ結びて、湿原のただ中にあって、その鼓動に耳を澄ませていたような気がしています。

TWEET「花の気持ちは何如_01」

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チョウは私に無関心だったが、花の気持ちは如何。 「マーテルリンクはもし花に羽翼があつたなら、人が近寄れば飛び去るであらうと言つた」

「仲秋の湿原を行く_03」

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  今日もまた,「葦毛湿原」に行った。  湿原へと続く林間の道を歩きながら、 「この道は利休の歩いた白い道だ」と思った。 「利休ひとりの道だ」と思った。  今日は素足にサンダル履きで行った。砂礫の、腐葉土の、木道の感触を足裏で感じたかった。  昨日は気づくことのなかった花々に目が留まった。  チョウは私に無関心だったが、 花の気持ちは如何。 「マーテルリンクはもし花に羽翼があつたなら、人が近寄れば飛び去るであらうと言つた」  帰り際にキノコを見つけた。  明日は裸足での散策か、と意気込んでいる。