「拝復 Nさんへ_大雪の日に」
お手紙、拝読させていただきました。
実習でNさんが、肢体の不自由な子どもたちと過ごした三週間は、私には想像がつきませんし、またそれに対する適当な言葉ももち合わせていません。しかし、教師の力量が、人間が問われ、それが子どもたちに反映されることに間違いはなく、容赦なく、過酷で、またそれは生きがいでもありますよね。
自己嫌悪、自責の念にかられ、自分をいじめるのは得策ではありません。今の自分にできることと、できないこと、今後の課題とをわきまえて、ゆっくり歩を進めていってください。
今のNさんにできることは、学生時代最後の冬を存分に楽しむことです。これは義務です。
たびたびの父へのお便り、どうもありがとうございました。
「大雪」につき、くれぐれもご自愛ください。
TAKE IT EASY!
FROM HONDA WITH LOVE.
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