シリーズ授業「でんでんむしのからの中には何がつまっているの?」
と、私が子どもたちに問いかけると、
「なめくじ」
という答が最も多く返ってきます。
この頃では慣れっこになりましたが、当時は驚きました。
「でんでんむしのからの中には、『悲しみ』がいっぱいつまってるんです!!」
と私が言うと、子どもたちは呆気にとられています。
「まだ小さな子供であった時に、一匹のでんでん虫の話を聞かせてもらったことがありました。」と語られる美智子さま。
「自分の背中の殻には悲しみがたくさん詰まっていて『生きていられない』と思っていたでんでんむしが、周りに相談すると、友達もみんな悲しみを持っていることを知り、嘆くのをやめた・・・というお話です。」
「かなしみはだれでももっているのだ。わたしばかりではないのだ。わたしはわたしのかなしみをこらえていかなきゃならない」
「美智子さまにとってこのお話はその後幾度も記憶に蘇ってきたそうです。」
「かなしみはだれでももっているのだ。わたしばかりではないのだ。わたしはわたしのかなしみをこらえていかなきゃならない」
「美智子さまにとってこのお話はその後幾度も記憶に蘇ってきたそうです。」
「生きていくということは、楽なことではない」とお感じになりながらも、『この話が決して嫌いではなかった』そうです。」
「皇后さまの心に『何度となく、思いがけない時に記憶によみがえって』きた『でんでんむしのかなしみ』をはじめ、心にしみる南吉童話の世界。」
「皇后さまの心に『何度となく、思いがけない時に記憶によみがえって』きた『でんでんむしのかなしみ』をはじめ、心にしみる南吉童話の世界。」
「読書は私に、悲しみや喜びにつき、思いを巡らす機会を与えてくれました。」
「本の中には、様々な悲しみが描かれており、私が自分以外の人がどれほどに深くものを感じ、どれだけ多く傷ついているかを気づかされたのは、本を読むことによってでした」
青空文庫で、どうぞ。
また、絵本で、どうぞ。
新美南吉『でんでん虫のかなしみ』大日本図書