『赤ずきんちゃん気をつけて』という名のお座敷遊び



庄司薫さんの小説の題名を拝借し「赤ずきんちゃん気をつけて」という名の、粋な(?)お座敷遊びを塾の中でしていました。僕が四つん這いになって、悲鳴をあげて逃げ惑う、いたいけな中学生の女の子たちを追いかけ回すという他愛もなく、節操もない遊びです。

「ここは覚えるしかないんだから、ちゃんと覚えないと「赤ずきんちゃん気をつけてごっこ」しちゃおっかなあ」と当時僕はよく口にしていました。

あの頃は若かったな、と思います。すごかったな、とも思います。