「哀しい甘さ」


いつのことか、どなたかが、氷砂糖の淡い味わいを「哀しい甘さ」と表現されていたのを覚えています。

向田邦子さんのエッセイ集『父の詫び状』の中の「お八つの時間」に書かれていたのかな、と思い調べてみましたが、見当たりませんでした。

時に「哀しい甘さ」にひたりたくて、氷砂糖や金平糖を口にすることがあります。