「開高先生の贅を尽くした釣行記」


下記、開高先生の、集英社が企画した、料理人付き、カメラマン付き、釣行費無制限の贅を尽くした釣行記です。ちなみに、この世の中で最も贅沢な暮らしとは「賄い人つきの生活」をすることだと言われています。芥川賞作家です。戦時下のベトナムにも行っています。「週刊 プレイボーイ」の連載記事ですが、開高先生は決して手を抜いていません。

開高健『オーパ! 』集英社文庫
開高健『オーパ、オーパ!!〈アラスカ篇 カナダ・カリフォルニア篇〉』 集英社文庫
開高健『オーパ、オーパ!!〈アラスカ至上篇 コスタリカ篇〉』集英社文庫
開高健『オーパ、オーパ!!〈モンゴル・中国篇・スリランカ篇〉 』集英社文庫

以下、ご参考まで。
開高健『私の釣魚大全』文春文庫
開高健『フィッシュ・オン』新潮文庫



ー 中国古諺(こげん) ー
開高健『オーパ! 』集英社文庫(236-237頁)

一時間、幸わせになりたかったら
酒を飲みなさい。
三日間、幸わせになりたかったら
結婚しなさい。
八日間、幸わせになりたかったら
豚を殺して食べなさい。
永遠に、幸わせになりたかったら
釣りを覚えなさい。


開高先生は『釣魚大全』の中の一文「Learn to be quiet.」を「静かなることを学べ」と訳されています。アイザック ウォルトンは、「静かなることを学ぶ」ことが釣りの第一義だとおっしゃられています。心静かに釣り糸を垂れることは一大事です。釣りの最中には、私の胸はあらぬ期待にいつも膨らんでいます。「Learn  to be quiet.」、「Learn  to be quiet.」と何度唱えても、心のざわめきはいっこうにおさまりません。

アイザック ウォルトン著『釣魚大全』は、三社から三様に訳されて出版されています。以下、Amazon さんでの内容紹介文です。

「全世界の釣り人から釣りの聖書と讃えられる歴史的名著。17世紀にロンドンで出版されて以来、世界中の釣り人から「釣りの聖書」と賞賛されている名著。単なる釣りの技術書としてではなく魚の博物誌として、また釣りの哲学書として時代を超えて読みつがれた一冊。」

「全世界の釣り人を魅了する“釣りの哲学”。とにかく息の長い本である。一六五三年にロンドンで刊行されてから、三百年余を経た今日でもその人気は衰えていない。」

「川岸にて釣り糸を垂れるあの気分を描き、読む者を水辺に誘う、時を超えて読み継がれてきた、釣りの悦楽を説く釣り師の聖典。従来の版に二部、三部を含む著者最終改訂版からの初めての完訳。」