「終戦」という言葉と「敗戦」という事実


「日本人の曖昧な物言いは、責任の所在の回避にもつながりかねない由々しき問題である」といった内容の記事をかつて読んだことがあります。自国内で、いまだに戦争責任のありかを問い続けている、同じ敗戦国のドイツとは、その姿勢が著しく異なる、とも書かれていました。ドイツでは、今なお戦犯者捜しが行われているとのことでした。

私は門外漢ですのでよくわかりませんが、言葉は歴史を負っています。言葉は歴史を負ってしまいます。ぞんざいな言葉づかいには気をつけたいものですね。