「初秋の湿原を行く_四日前の処暑の日に思う」
前略 N様
初秋の湿原に散策に行ってきました。
ツクツク法師が鳴きしきるなか、時折ヒグラシの声が聞こえました。
数株のサギソウの花を見ましたが、もう花期を過ぎているようでした。シラタマホシクサはこれからが盛期で、細長い茎の先に小さな雪白の珠を結んでいました。シラタマホシクサの群落には、ミミカキグサが黄花と紫色のかわいらしい花をつけていました。
湿原には、三時を少し回ったころ到着し、一時間半ほど歩きましたが、疲れはなく、疲れを感じないほど鈍感な体になったのかもしれないと、危ぶんでいます。山のとっつきまで行きましたが、ひき返しました。
厚手の渓流タビ用の靴下に、トレッキングシューズを履き、久しぶりに土の感触、木道の感触に触れました。汗みずくになる覚悟をしていましたが、汗ばむ程度でした。
稲穂が頭を垂れ、ハクモクレンが冬芽の準備をし、いよいよ秋の到来です。
初秋の湿原に散策に行ってきました。
ツクツク法師が鳴きしきるなか、時折ヒグラシの声が聞こえました。
数株のサギソウの花を見ましたが、もう花期を過ぎているようでした。シラタマホシクサはこれからが盛期で、細長い茎の先に小さな雪白の珠を結んでいました。シラタマホシクサの群落には、ミミカキグサが黄花と紫色のかわいらしい花をつけていました。
湿原には、三時を少し回ったころ到着し、一時間半ほど歩きましたが、疲れはなく、疲れを感じないほど鈍感な体になったのかもしれないと、危ぶんでいます。山のとっつきまで行きましたが、ひき返しました。
厚手の渓流タビ用の靴下に、トレッキングシューズを履き、久しぶりに土の感触、木道の感触に触れました。汗みずくになる覚悟をしていましたが、汗ばむ程度でした。
稲穂が頭を垂れ、ハクモクレンが冬芽の準備をし、いよいよ秋の到来です。
早々