「一日遅れの立夏の日に思う」


「夏立つ日」です。
「立夏」の日を期に、かゆみを逆手にとって、「かゆみなき間に間に」と題するブログを書き継いでいこうと意気込んでいましたが、昨日は、いつにないかゆみの猛威にさらされ、「かゆみなき間」は訪れず、なすすべもなく敗退し、先送りの憂き目にあいました。

皮膚に関する本が何冊か積読したままになっていることを思い出し、Amazon の履歴を検索すると、

注文日: 2008年8月24日 
田上八朗『皮膚の医学―肌荒れからアトピー性皮膚炎まで』中公新書
傳田光洋『皮膚は考える 』岩波科学ライブラリー 112

橋本敬三『誰にもわかる操体法の医学』農山漁村文化協会
注文日: 2008年8月25日
帯津良一『白隠禅師の気功健康法―新呼吸法「時空」実践のすすめ』佼成出版社
帯津良一,板村論子『花粉症にはホメオパシーがいい―治療現場からの報告』風雲舎 
帯津良一『アトピーを治す大事典』二見書房 
日本ホリスティック医学協会 著,帯津良一 監修『自然治癒力を高める生き方』コスモトゥーワン
樋口 裕一『樋口の推薦・AO入試小論文』栄光
松本 恒雄『投げ釣り専科』廣済堂出版
がヒットしました。

「かゆみなき間に間に」、以下二冊の本、

田上八朗『皮膚の医学―肌荒れからアトピー性皮膚炎まで』中公新書
傳田光洋『皮膚は考える 』岩波科学ライブラリー 112
を、拾い読みしています。

田上八朗『皮膚の医学―肌荒れからアトピー性皮膚炎まで』中公新書 のカバーには、

「皮膚は単にからだを包む革袋ではない。厚さわずか一00分の二ミリの角層を最前線に、環境からからだをまもるための精緻な機能を備えた人体最大の器官なのだ。最も人目にふれる美的器官であり、重要な免疫器官でもある。機能の衰えは肌荒れ、シワを生む。水虫はカビの感染、イボでは腫瘍への免疫反応がおきる。調節異常は湿疹、アトピー性皮膚炎をひきおこす。美しい肌を保ち、健康なからだを維持するには?皮膚科学からの最新情報。」
と、記されています。特に生体の内と外を分かつ「厚さわずか一00分の二ミリの角層」の機能に目をみはっています。いま私の皮膚は悲鳴をあげており、昼夜を問わずその修復に躍起になってくれている姿を思うと頭が下がります。

こうなってしまった以上は、「転んでもただでは起きない」と息巻いていますが、悟達の人は、「転んだら、転んだままに」というに違いありません。


父が二十日ほど前から、「桐之屋」さんの薯蕷(じょうよ)饅頭」が、食べたいといい出し、その後何度か「桐之屋」さんに足を運んでいます。
昨日は、「端午の節句」でした。
ちまきと、しろ・くさ・もろこしの三種の柏餅をいただきました。季節の香気とその精をいただきました。