「かゆみなき間に間に_とにもかくにも、その理由(わけ)」


2008/08/24 に Amazon に注文し、積読したままになっていた、
田上八朗『皮膚の医学―肌荒れからアトピー性皮膚炎まで』中公新書
を購入するにいたった経緯(いきさつ)を知りたくて、まず、
狐『日刊ゲンダイ匿名コラム 水曜日は狐の書評』ちくま文庫
にあたりましたが、ありませんでした。
が、今までに何度も目を通したはずの目次に、
「中井久夫(イラスト, 翻訳)」
とあるのにはじめて気がつき、目をみはりました。
エランベルジェ(著),中井久夫(イラスト, 翻訳)『いろいろずきん』みすず書房
「イラスト?」、不思議な感じをいだきながら「狐」さんの文章を読ませていただきました。中井久夫先生との思わぬ再会でした。それが検索のはじまりでした。

中井久夫『いじめのある世界に生きる君たちへ - いじめられっ子だった精神科医の贈る言葉』中央公論新社((2016/12/07)
『中井久夫集 全11巻』みすず書房(2017/01/17 より順次発刊)
『中井久夫 精神科医のことばと作法』KAWADE夢ムック 文藝別冊 河出書房新社 (2017/05/12)
そして、中井久夫先生ご推薦の、
滝川一廣『子どものための精神医学』医学書院( 2017/03/27)

先を急ぐかのような、この矢継ぎ早のご出版を、どう考えればいいのかわかりませんでしたが、とにもかくにも、
中井久夫『いじめのある世界に生きる君たちへ - いじめられっ子だった精神科医の贈る言葉』中央公論新社 
を注文し、また発売を数日後にひかえた、
『中井久夫 精神科医のことばと作法』河出書房新社 (2017/05/12)
を予約しました。2017/05/10 のことです。そして、一昨日(2017/05/12)
『中井久夫 精神科医のことばと作法』河出書房新社
を手にしました。また、昨日(2017/05/13)、
滝川一廣『子どものための精神医学』医学書院
を注文しました。

こんな経過を経て、中井久夫先生と再びお目にかかり、今にいたっています。

田上八朗『皮膚の医学―肌荒れからアトピー性皮膚炎まで』中公新書
の出自が、おあずけのままになってしまっています。しかし、「皮膚の医学」へのいざないと乾燥肌の治癒に、また中井久夫先生との再会に、と私にとって忘れられない一冊になりました。出会いの不思議さを思います。いずれ、「紫外線」について書かせていただきます。

「転んでもただでは起きない」のはじまりです。