「かゆみなき間に間に_とにもかくにも その二」


「ぼくが若い頃だったら、さっそく買って読んだろうなぁ。」中井久夫氏推薦!

内容紹介
 名著『看護のための精神医学』のなかで、著者の中井久夫氏は次のように書きました。
「本書では児童青年期という重要な時期の患者を独立にとりあげることはしていない。それは、良き著者を得て別の一冊が生まれるのを待っていただきたい」
――中井氏に“指名"された著者による待望の書が、ようやく刊行される運びとなりました。
 発達障害、知的障害、ADHD等々、診断名を解説する本はたくさんあります。しかし「発達のおくれとは一体何なのか?」そして「この子のために何ができるのか?」を、読めば分かるように書いてある本は、意外に少なかったのです。
 本書は、熟達の児童精神科医による画期的基本書です。

 2017/03/27 に発売された本です。Amazon では現在品切れの状態ですが、地方都市の書店にはおいてあることがままあります。地元にお住いの皆さんと興味関心の矛先が違う場合です。しかし、今回はありませんでした。

Amazon に出店の古書店が、税込み価格 2700円の本書を、3,650円(新品・最安値)で出品しています。頭のよろしい方々にはかないません。

著者について
滝川一廣(たきかわ・かずひろ)
1947年名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業後、同大学精神医学教室(木村敏教授、中井久夫助教授)へ入局。青木病院、愛知教育大学障害児教育講座等を経て大正大学人間科学部教授。現在、学習院大学教授(文学部臨床心理専攻)。


「中井氏に“指名"された著者」は、中井久夫先生のお弟子さんでした。
とにもかくにも、一刻も早い増刷を待ち望んでいます。

追伸:紀伊國屋書店ウェブストア には、僅少ながら在庫がありました。複数冊の注文はできませんでしたので、とりあえず自分の分だけ確保しました。書店も頑張っていますね。見直しました。

以下、中井久夫『
看護のための精神医学』より、
中井久夫「看護できない患者はいない」
です。ご参考まで。