「高校入試をひかえた受験生の皆さんへ。クリスマス プレゼントです。英文読解編です。」


入試対策講座「英語_苦肉の最短コース編」

◇「英文読解と条件英作文編_愛知県公立高校入試」

「戦いにはストラテジー(戦略)が必要です。それは受験とて同じことです。戦略なき戦いは負け戦です。冬休みに腰を据えて英語の過去問と向き合うことが、私のストラテジーであり、戦略です。」

中学で習う英語のすべてを終え、ようやく英語の入試問題に取り組めるようになった冬季講習では、年内は明けても暮れても、大晦日の午前中まで英語の入試問題(条件英作文と長文問題)に取り組みます。1日 6時間×10日あまり=「60時間あまり英語漬け」という暴挙に出ます。英語の長文が読めるようになる「最短コース」です。日を追うごとに長文が読めるようになる子どもたちを、私は毎年驚きの眼で見つめています。が、それ以上に驚いているのは当の子どもたち自身です。英語の長文読解にはまとまった時間が必要です。この時期を逸したらもう他にはありません。当塾では冬季講習前には入試対策の英語の授業は一切行っていません。中学英語を終えていない段階で入試問題を解くことはできません。当然その時期その時期に見合った入試問題以外の長文読解問題はありますが、直接入試問題にあたるのが一番です。入試を目前にひかえた子どもたちの英語と向き合う姿勢が違います。


◇英文解釈編_北海道公立高校入試
 ~『少年H』くん宛てのメールより抜粋~

◇当塾では、はじめは時間無制限で(試験時間の3倍ちかくの時間をかけて)一題ずつ長文を読み、それと同じくらいの時間をかけて私が一文一文を丁寧に丁寧に解説します。

◇はじめは時間を気にしなくても結構ですので、一文一文を丁寧に丁寧に読んでいってください。「丁寧に読む」ということは、構文・英文法等々を含めて、一文一文の「英文の成り立ち」をいちいち確認しながら、もし他の誰かに尋ねられたら説明できるように読む、ということです。例えば文中の「that」が関係代名詞だと気がつかない中学生はたくさんいます。

◇決して解きっぱなしにしないでください。過去問の解説には英文の全訳が載っていると思いますので、解き終わった後には必ずその全訳と一文一文を照らし合わせてください。

◇後置修飾(分詞形容詞、接触節、関係代名詞)やら間接疑問文やら「make 人 to」やら「want 人 to」やらがふんだんに長文の中に散りばめられていますね。これらの一つ一つに気を配りながら丁寧に読んでいってくださいね。単語の註も多く手ごわいですね。時間内におさめることもなかなか難しいと思います。 それにしては「学校裁量問題選択者」の合格者の平均点が(60点満点中)40.1点とは意外に高いですね。

◇H25年度の英語に挑戦しました。H26年度では完敗しましたので気合を入れてのぞみました。「学校裁量問題 大問4」の長文は二度読まないと細部(英文の成り立ち)まで理解することができませんでした。「問い」にも助けられながら(「問い」が英文解釈の参考になることがままあります)、なんとか読み通すことができました。もちろん、満点だったわけではありませんが、時間は足りたと思っています。が、しんどいですね。手ごわいですね。

◇前置詞の後に動詞がくるときには「~ing」形がきますよね。「前置詞+動名詞」が多用されています。「by+ ~ing」「for+ ~ing」「after+ ~ing(afterは接続詞ですが、afterの後にも動名詞がきます。)」

◇「with」と「without」はやっかいです。いつも頭の片隅に入れておいてください。適語補充問題では、いつも「with」と「without」をまっ先に疑ってください。

◇大問4(学校裁量問題)A 問1の(2)では、文中に「also」がありますよね。この「also」がこの問題を解くカギを握っています。私は解りませんでしたが、解答を見て、はっきりと解りました。やはりどこかにヒントが隠されていますね。出題者とのかけひきです。


◇当塾の受験英語の「苦肉の最短コース」です。

先ほど何のお断りもなく「日を追うごとに長文が読めるようになる子どもたちを私は毎年驚きの眼で見つめています。」と書きましたが、(私の見た限りにおいては)それは英語の内申点が 4、5 の子どもたちに限られます。

英語の内申点が4や5の子どもたちは5日もすると英文を正確に読むことができるようになり、コンスタントに20点満点中16点前後の点数が取れるようになります。本人たちは自分が確実に英文が読めるようになっていくことを実感し、それが点数に反映されているのにもかかわらず、なぜか驚いています。当然時間も次第に試験時間内(リスニングの時間を除いて35分)におさまるようになってきます。 

しかし、内申点が3もしくはそれよりも下の子どもたちの成績は伸びなやみ、得点にもむらがあり、解らないままで終わってしまうケースがほとんどです。行間をうめることができずに、文章の脈絡が解らない子どもたちがほとんどです。これは国語の力とも密接に関係していると思っています。 

愛知県公立高入試の英語の問題では、毎年6問前後の選択肢のある記号問題が出題されます。その子どもたちはその記号問題にかけるしかありません。それも解っていて選択するわけではありませんので完全に「運まかせの受験」です。見ていて怖くて仕方ありませんが、本人たちはもっと怖いはずです。 

が、同じ受験校の他の受験生たちも似たり寄ったりで到底できるとは思えませんので、その点では安心はしていますが、英語の当日点が3点や4点だったことを聞くと「合格したんだからまあいいか」と思う反面、がっかりもしてしまいます。 

英語の入試問題の平均点が5点を割る高校はたくさんあると思っています。 

英語の内申点が3の子どもたちばかりだった年が過去三回あります。時間を限らずに英語の入試問題を解いてもらい、子どもたちに尋ねながら丁寧に丁寧に説明した後で「どう、出来るようになりそう?」と聞くと「無理!」とのお答えが返ってきましたので、全員一致で潔くきっぱりと英語を捨てることにしました。その分の時間を学年末(総括)テスト対策と暗記分野の確認のための授業に充てました。 

当然当日0点をとる可能性もありますが、それはそれで仕方のないことです。運が悪かったとあきらめるしかありません。入試は5教科の得点の単純たし算ですので、覚えればできる問題さえ落とさなければ合格しますし、現に合格してきました。 

内申のボーダーラインが32前後の、毎年県下でも屈指の高倍率になることで知られている普通科のK高校に、英語の当日点が3点で合格した子がいます。もちろん他の4教科で英語の埋め合わせをしたわけですが、さすがにその時には驚きました。 

英語の内申点が3もしくはそれよりも下の受験生たちにとって、愛知県公立高入試の英語の問題は歯が立たないと思っています。「英語はできなくてもかまいませんよ。英語の受験勉強をする時間を他の4教科の受験勉強をする時間に充てた方がいいですよ」英語の苦手な受験生たちにとってこれほどの安心材料はないのでは…と、私は勝手に思っております。 

以上が、英語の内申点が3もしくはそれよりも下の子どもたちに対する、当塾の受験英語の「苦肉の最短コース」です。