「山専ボトルとのはじめてのお出かけです」
「山専ボトルとのはじめてのお出かけです」
サーモス創立111周年の記念に、との思いから購入した「山専用ステンレスボトル 500ml ライムグリーン」を、お気に入りの patagonia のワンショルダーバッグに詰め込んで、葦毛湿原に行ってきました。「山専ボトル」とのはじめてのお出かけです。
三度目の正直です。P池に遊ぶカイツブリを横目に、先を急ぎました。久しぶりの散策です。一歩一歩が心身の脱落、と思いながら歩きました。このまま歩き続ければ、何かが変わるような気がしてなりませんでした。
湿原は、思いもかけず、「大規模植生回復作業」中で、あちらこちらにそれぞれの区域に見合った、「植生回復」の具体的な内容を記した掲示が掲げられていました。「冬枯れの湿原」の散策のつもりでしたが、木々は切られ、千草は刈られまた抜かれ、苔や表土ははがされ、地肌の露わになった殺伐とした風景を前にして言葉を失いました。
掲示のいちいちを読み、そのうちの幾つかを写真に収めました。土壌シードバンク、埋土種子、休眠種子、非休眠種子、…。たくさんの言葉との出会がありました。
「イヌツゲの森を伐採し、表土を剥いで湿地を復元したところ、20年以上前の埋土種子からシラタマホシクサが復活しました。春にはミカワバイケイソウが150株ほど発芽しました。(平成25年9月2日撮影)」(画像略)
詳細は、下記のサイトをご覧になってください。
2015/12/27_足ふきマット_葦毛湿原 ここまで気を配る必要があるんですね。 |
ロマンチックな実験です。行方が気になります。今後が楽しみです。足繁く通うつもりです。
その後脇道にそれ林道を登り、いつもの岩の上に座って、山専ボトルを取り出してコーヒーブレイク。山専ボトルの実力にしばし感心。しばらくの間 ボーッとして家路につきました。1時間20分の行程でした。歩く楽しみを思い出しました。