「ブラックバス_'15 秋季シリーズ 最終戦」


「ブラックバス_’15 秋季シリーズ 第十五戦に向けて」
2015/10/19

第十五戦は、CDJ-7 アカキン での釣果を最優先にしたゲームを予定しています。
タックルは、
◆HEARTLAND-Z FINESS SPECIAL
◆CALCUTTA CONQUEST 101
◇Microcast Spool CNQ1054
10LB ナイロンライン
でのぞみます。

第十四戦ではGRIFFON ZERO の活躍を目のあたりにしましたので、第十五戦では BABY GRIZERO に頑張ってもらうことにします。バジングです。サーフェースでのゲームです。
なぜか、BC421SSS PESCATORA に魅かれます。無骨なリールなのですがなぜか気になります。
◆Be Sticky Trout BST-HM57UL/C
とのはじめての組み合わせで連れ出すことにします。

Learn to be quiet.  By Izaak Walton.



「ブラックバス_'15 秋季シリーズ 第十五戦」
2015/10/19

取り急ぎまして、ご報告まで。

19:05 P池に到着。所要時間20分、8.5Kmの道のりでした。

思い描いていた以上の、この秋一番のゲームでした。

◇BABY POPX
シャローエリアを丹念にトレースしましたが、反応はありませんでした。
◆Be Sticky Trout BST-HM57UL/C
◆BC421SSS PESCATORA
◇Microcast Spool  BCP4220TR
スプール上のPEラインどうしが干渉し合い、摩擦抵抗になって飛距離が出ませんでしたが、PEラインが水になじんでくるとそのストレスからも解放されました。「PEにシュッ!」が必要です。BABY POPX のカップが水を押す力が、伸縮性の低いPEラインを通して手にガンガンと伝わってきます。繊細な動きは演出できず、アタリがあってもはじかれてしまいそうです。ポッパーでのゲームにはナイロンラインが優位そうです。

◇CDJ-7 アカキン
釣果 2
今夜の最大の関心事でした。懸念ばかりが頭をよぎる下記のタックルでのゲームでしたが、 CDJ-7 は気持ちよく飛んでいき安心しました。残るは、ロッドがパワーゲームに耐えうるかどうか、ということでした。
◆HEARTLAND-Z FINESS SPECIAL
◆CALCUTTA CONQUEST 101
◇Microcast Spool CNQ1054
12LB ナイロンライン
着水と同時に一投目からアタリがありました。バスが CDJ-7 に体当たりしてきました。いやがうえにも期待に胸がふくらみます。足元から3mほどの、繁茂するオオカナダモと岸の境界域で、いきなり食ってきました。CDJ での初バスです。今シーズン初の Rapala です。待望の一匹でした。胸が高鳴りました。目標は達成され十分に満足しましたので、撤収しようかとも考えましたが、さらなる出会いを求めて CDJ-7 を投げ続けることにしました。 
 キャスティングの動作に移る前の、垂らしたラインに、頭を上につるされた CDJ-7 を見やると、やせさらばえた魚が天日干しにされ、干からびている姿が連想され、心が痛みます。一連のキャスティングの動作後には、ティップに弾かれた CDJ-7 は、宙を舞い水面に強打され、引きずられるままに泳ぎを強要され、時にはバスの脅威にさらされることに思いをいたすとき、寡黙で朴訥とした、健気で懸命な Rapala に対して暴行を加えているような気がして、心苦しくなります。
 次なるポイントに移動し、何投目かにモゾモゾとした感触がロッドを通して手に伝わってきました。空振りを覚悟の上でアワセると、バスが突然暴れだしました。遠くでかかったバスでしたので、
◆HEARTLAND-Z FINESS SPECIAL
のバッドの力不足が気がかりでしたが、何とか寄せることができました。手前で藻にもぐられましたが、何とか引きずり出しました。アンダーパワーのタックルでのバスとのかけひきは常にスリリングです。CDJ-7 のジョイント部から下は、バスの口の中にすっぽりとおさまり、上半身だけがバスの大きな口から顔をのぞかせていました。それは、バスの捕食過程におけるある瞬間が切り取られ、固定された姿でした。Rapala の痛々しい姿に言葉がありませんでした。リリースするまでに時間がかかり、バスにもダメージを与えてしまいました。



2015/10/19  CDJ-7 アカキン



◇MOGUL CRANK 47SSR チャートバック
釣果1
「ベジタリアン」の向こうを張って「地ベタリアン」。「地ベタリアン」という言葉は今ではもう死語なのでしょうか。釣り座を定め「地ベタリアン」を決めこんで、ゆっくりとポンピングを繰り返していました。ところが、そうそうは休ませてもらえず、ほどなくして、いいアタリがありました。とっさに立ち上がって、勢いよくフッキングしました。F1-1/2-63Xti EXPADA での余裕をもってのパワーゲームでした。藻が繁茂しているからこその醍醐味です。釣り味です。チャートバックでの初バスでした。



MOGUL CRANK 47SSR チャートバック

◇X-55F 2.9g
飛距離が出ない。
ベイトリールの調整不足。

◇BABY GRIZERO 3/16oz
釣果2
予告先発通りの登板です。
BABY GRIZEROでのはじめてのバスでした。計測すると、ちょうど30cm のバスでした。

BABY GRIZERO
BABY GRIZERO




TWEET「 ブラックバス_ひっつき虫」
2015/10/21 

P池のぐるりに自生しているコセンダンソウの花が結実し「ひっつき虫」になろうとしています。その「ひっつき虫」のおおよそは、私が運ぶものと覚悟を決めています。コセンダンソウが生息域を広げるために一役かう、運び屋としての私の任務は、つらく厄介なものになりそうです。



「ブラックバス_’15 秋季シリーズ 第十六戦に向けて」
2015/10/21

前戦では、BABY GRIZERO の持つポテンシャルの高さに目をみはりました。クランクベイトでのバジングです。サーフェース、サブサーフェースでのゲームです。ELESEとPESCATORA とのはじめての組み合わせです。「PEにシュッ!」を一吹きし、準備万端です。

今日の夕方届いたばかりの
◇CDJ-7 レッドヘッド 
の活躍を楽しみにしています。きっと見せてくれるものと信じています。
以下、タックルです。
◆HEARTLAND-Z FINESS SPECIAL
◆CALCUTTA CONQUEST 101
◇Microcast Spool CNQ1054
10LB ナイロンライン
また、同じタックルで、
◇B'FREEZE 65SP アユカラー 
を投げて、バスのご機嫌をうかがおうと思っています。

◆F1-1/2-63Xti EXPADA
◆CALCUTTA CONQUEST 100
◇Microcast Spool CNQ1054
10LB ナイロンライン
には、BUZZN'CRANKを結びました。トップウォーターゲームです。

では、今から出かけます。



「ブラックバス_’15 秋季シリーズ 第十六戦 突然の幕切れ?です」
2015/10/21

不測の事態が起こりました。
ありえないことが起きています。
今夜で納竿を余儀なくされるかもしれません。
やりきれなさばかりがつのります。

To be continued.



「ブラックバス_’15 秋季シリーズ 第十六戦 その後」
2015/10/22

現在(昨晩)のP池を攻略するには、(ヘビー)カバーゲームしかありませんので、帰路 イシグロ 向山店さんに立ち寄り、フロッグを、と思いましたが、選択肢がなく見合わせて帰宅しました。今日の午後、つきそいで、父が理髪店に行っている、その待ち時間に、タックルベリー こむかい店さんに行きました。幸運にもお目当ての MEGABASS の PONY GABOT ALBINO FROGカラーがあり、手に取り買う寸前のところで、その上に吊るしてあった 
◇PIVOT のメガバス・キンクロ・カラー
が目に入り目移りし、両ルアーの説明書きを熟読し、P池の現況とを照らしあわせた結果、PIVOTを買うことに決め、レジに向かいました。今 PIVOT が Mac の横にあります。精悍な顔つきをしています。まだ封を切っていません。正面から見た顔は、悪魔そのものです。凄みがあります。

◆F5-510Xti GO TEN EVOLUTION
09 RYOGA 1016HL
18LB ナイロンライン
で、第17戦に挑む予定です。

上記のタックルに PIVOT を結び、フォーセップとオーシャングリップ、ヘッドライトとハサミだけをポケットに忍ばせ、空手でのぞもうと考えています。覚悟の上でのことです。
P池情報の詳細は、…。

To be continued.



「ブラックバス_’15 秋季シリーズ 第十六戦 その後 その二」
2015/10/22

イシグロ 向山店さんの店内では、店員さんたちの、サーフ(砂浜海岸)でのシーバス、ヒラメ、マゴチ、タチウオの釣果情報が繰り返し繰り返し流れていました。「刷り込み」です。そのほとんどが、今シーズン発売されたばかりのルアーやワームでの釣果です。釣り人の購買意欲を誘います。気を許すとすぐに釣られてしまいます。耳をふさぐに如くはありません。



「ブラックバス_’15 秋季シリーズ 第十六戦 その後 その三」
2015/10/22

つい今しがた、Amazon さんから、
◇Rapala の CDJ-7 チャートバック カラー
が届きました。また一つコレクションが増えました。が、こうなってしまった今、出番はいつになることやら、と悲しい思いを抱いています。



「ブラックバス_THE TACKLE FOR THE FROG GAME」
2015/10/23

◆F5-510Xti GO TEN EVOLUTION
は、取り回しのいい長さのロッドです。ピッチング時にも重宝します。グリップを握ってロッドを振ったくらいではティップはピクリとも動きませんが、いざ魚がかかるときれいなベンディングカーブを描きます。立ち込んで、重さのあるラバージグやスピナーベイトを投げる際にも使用しています。安心してバスとのやり取りができます。

◆09 RYOGA 1016HL
は、一見しただけで剛性の高さが見てとれるベイトリールです。遠投時にも使っています。パワフルで信頼のおける、頼りになる一台です。

◇PIVOT のメガバス・キンクロ・カラー
◇PONY GABOT ALBINO FROGカラー
は、買ったばかりの未使用のカバー、ヘビーカバー用のルアーです。期待の新人です。 



「ブラックバス_’15 秋季シリーズ 第十六戦 その後 その四」
2015/10/23

昨夜は所用があり出発が遅れ、20:30 過ぎに家を出ました。もちろん
◆F5-510Xti GO TEN EVOLUTION
◆09 RYOGA 1016HL
18LB ナイロンライン
を携えてのお出かけです。

寄り道をし、そして、向かった先のタックルベリー こむかい店さんで、
◇PIVOT のメガバス・キンクロ・カラー
に目移りをし、いったんは諦めた、MEGABASS の
◇PONY GABOT ALBINO FROGカラー
を買ってしまいました。PONY GABOT をひっさげて、MacDonald's 23号新栄店さんへ行きました。そしてそこで、PONY GABOT を矯めつ眇めつ、とくと拝見させていただきました。あごを突き出した横顔は、少し気負った表情のカエルそのものです。正面からは、目を伏せたとぼけた表情をしたカエルに見えます。本体は想像していた以上に柔らかく柔軟性に富んだ素材からできています。スカート部はさらっとした仕上がり具合で、まとわりついたり、からみあったり、お互いに干渉することなく気持ちよく投げられそうです。

その後、Amazon さんに CDJ-7 PW を返送する必要がありましたので、コンビニに行きました。用を足すと結構な時間になりましたので、釣行を諦め、後日に期することにしました。明日明るい時間帯にP池の様子をうかがいに行こうと思いながら、帰宅しました。



ブラックバス_号外「P池、四年ぶりの池干しです。悪夢の再来です」
2015/10/23

取り急ぎまして、ご報告まで。

P池が干されていることが判明しました。池干しです。関係者の方の口から直接お聞きしました。

P池の排水口の様子を、じっとうかがっていた関係者とみられる方に、
「池を干しているんですか」
と訊くと
「はい、そうです。はーい」
とのご返事が返ってきました。

一縷の望みも泡と消え…。P池は四年ぶりの池干しの憂き目にあっています。バスたちの心中を察すると、やりきれなさばかりがつのります。

To be continued.


ブラックバス「P池の池干しに寄せて」
2015/10/23

四年前の池干しに際しては、
~お知らせ~
外来魚駆除及び清掃を目的として池の水を抜いています。ご協力をお願いします。
~お知らせ~
外来魚駆除及び清掃を11月13日(日)に行なう予定です。
の、二つの掲示がありましたが、今回は何の予告も前触れもなくいきなりの池干しです。

水位が 60~70cm ほど下がり、水面はオオカナダモにおおいつくされ、いつものシャローエリアは底の土があらわになっていました。PONY GABOT や PIVOT でのカバーゲームは問題なく成立しそうですが、P池のバスは小さく、小さなバスが果たして食ってくるのか、またうまくハリにのるのかという疑問がわいてきます。バスの身になって考えると呑気に釣り糸を垂れる気にはとてもなれず、P池に何度か足を運び、池干しの様子を見届け、このまま納竿、となるような気がしてなりません。

正義を振りかざされて、ものを言われては何の反論もできませんが、P池は人工のため池であり、やれ外来魚だ、やれ環境問題だと目くじらをたてて大騒ぎをしなくてもいいような気がしてなりません。いかがなものなのでしょうか。

冬を越すために飛来したばかりの四羽のカイツブリの行方が気になります。


ブラックバス「コンストレーション」
2015/10/24

バス釣りに連夜通いつめ、突然の幕切れを経験したことが過去に二回あります。そして今回が三度目になります。Rapala での釣りに熱をあげていた頃、池に立ち込み遠投してようやく釣れるようになった矢先、そして今回。サッカー界で、「sudden death」という言葉が使われなくなって久しくなりますが、不謹慎なことは承知のうえで、あえて言わせてもらうならば、三試合連続しての「sudden death」での負けを喫した選手のような気持ちがしています。今回に限っては、何かあるのかな、何があるのかな、と思いそれなりの心の準備はしていたものの、いざ突然、ゲームの終了を告げるホイッスルを耳にすると、まさかの三度目だけに驚愕して言葉もありませんでした。背後にある何かの存在を疑いたくもなります。今回の事故(?)は、今月の一日から三週間あまりにわたって釣りに現を抜かしている間に、さまざまなことがコンステレート(布置)された結果の、あげくの果ての必然だったのでしょうか。北の夜空の天体ショーを眺めながら、コンストレーションという言葉を思いつつ釣りをしていました。そして、今思えば、前回も前々回も北の夜空を望みながらの釣りでした。


「納竿(のうかん)」
2015/11/09

立冬の日の昨日「納竿」することに決め、今釣り道具を片づけています。「納竿(のうかん)」とは、誰が言いはじめたのか、ドキリとさせられます。釣り道具をそのまま元の鞘に納めるわけにもいかず、拭いたり、バラしたり、オイルをスプレーしたり、グリスを塗布したりと、結構手間のかかる作業です。池干しという突然の惨事で幕を閉じ、来シーズンのアテもないままの納竿には、やり切れなさがつのりますが、釣り道具と戯れるのは、それはそれで楽しくもあり、釣り文学の書とともに、来たる冬を楽しみたいと思っています。



ブラックバス「P池の池干し その後」
2015/12/11

十一月の中旬にP池に行きました。すっかり干されているものと思いきや、池には半分以上の水があり驚きました。四年前の池干しの際には、田植えがはじまる春先まで、池はずっと干された状態でした。池干しの掲示もありました。今回池は完全に干されたのでしょうか。完全に干されたのでなければバスは絶えていないはずです。

今日 P池に行ってきました。ターンーオバーで、池の水は濁っていましたが、水量はたっぷりとありました。強風が水面を吹きわたるなか、十一羽のカイツブリが泳いでいました。山からの清水が流れ込むシャローエリアには、立派なコンクリート製の階段が作られていました。が、その用途は全く解りません。この階段を作る工事のために減水しただけなのでしょうか。真相は闇の中です。

今後もP池のその後をうかがいに行きたいと思っています。バスの無事を祈るばかりです。来シーズンに向けて微かな光が見えてきました。果たしてバスはいるのかいないのか、静かに春を待つことにします。