「拝啓 P教授様_螢鑑賞の夕べです」


上弦の日から数えて四日目の月が、南の空高くにかかっていました。みごとな月でした。

池の堤を目的地へと向かいながら、二匹の螢の明滅を目にし、先を急いだのですが、夢か現か幻か、今宵の螢鑑賞の夕べは、空振りに終わりました。梨のつぶてです。過去の「蛍狩り」のブログの日付をみると、どうやら時期を逸したようです。梅雨らしくない梅雨に油断していました。空梅雨の気象に、螢は無頓着のようです。

FROM HONDA WITH LOVE.