「2016 年の始めのトレッキング点描_2016/01/01_新年早々縁起でもなく」



2016 年の始めのトレッキング点描_2016/01/01
「新年早々縁起でもなく、お手やわらかにお願いいたします編です」

以下、できた分だけです。
申し訳ありません。
「2016 年の始めのトレッキング_2016/01/02」に今から出かけます。
歩くのが先、書くのは後にさせていただきます。
メモは取ってあります。
後日書き込みます。


箪笥にしまいこんであった、モンベルの CLIMAPLUS（アウタージャケット）を見ると、前面部と両袖が、白い粉を吹いたように色落ちしていました。
新年早々縁起でもなく…。
クリーニングから返ってきたままに、いつものようにビニール袋に入れたままの状態でしまっておきました。クリーニングに問題があったのか、保管法がいけなかったのか、あるいは製品自体に原因があるのかわかりませんが、残念です。街中で着用するにはボロを纏っているようで気がひけますが、アウトドアでならば平気です。フリースの裏地がついていてとても温かく、思い出もあり、処分するには忍びないアウターです。着たおしたいと思っています。今日もはおっていきました。帰路、着替えるのも面倒で、元旦でおしゃれをした人たちで賑わうアピタ（大規模小売店）店内でも羽織っていました。

さらに押入れから、クリーム色の Markill（マルキル） Trekking 0.7L （水筒）を取り出しました。学生時代に高田馬場のカモシカスポーツ・本店で求めたものです。三十年も昔のことです。口栓につけられているゴムパッキンの経年劣化のための、水漏れが心配でした。ゴムは変色、硬化し、劣化が進行していることが見てとれましたが、水を入れて逆さにしても水は漏れませんでした。しかし、怖いですね。ザックの中が水浸しになったら目も当てられませんし、山行中に水がないということは死活問題です。インターネットで検索すると、MARKILL 本体も替えのゴムパッキンも、また当時人気を二分していた水筒 LE GRAND TATRAS（グランテトラ）も今ではもう製造されていないことがわかりました。ペットボトルにとって代わられたということなのでしょうか。ところが、ありがたいことに、水道用のゴムパッキン二枚を使用しての、
なる、至れり尽くせりのサイトが見つかりました。

万が一水漏れしてもいいように、Markill をスタッフバッグに入れてからザックに詰め込みました。歩きはじめたものの Markill の行方ばかりが気になり、ほどなくして小休止をとって、様子をうかがうと、
新年早々縁起でもなく…。
スタッフバッグの中は水びたしの状態で、底には水が数cmほどたまっていました。スタッフバッグに守られて、外への影響はなく、最悪の事態だけは免れました。水漏れは口栓からではなく、Markill 本体にいつの間にかあいたピンホールからのものでした。見るとピンホールの周辺は凹み、塗装がはげ落ちていました。岩の角にぶつけたとしか考えようがありませんでしたが、思い当たる節はなく、またザックにもスタッフバックにもそれらしい損傷はありませんでした。できた穴はふさぎようもなく、これで万策は尽き、Markill は現役を引退し殿堂入りか、と思うと寂しさばかりがつのりました。

それにしても、アウタージャケットの色落ちといい、また Markill にあいたピンホールといい、よりによって、
「新年早々縁起でもなく…」
「嫌がらせはやめてください」
「勘弁してください」
「お手やわらかにお願いいたします」

今日は、ゼロポイントのザック、
「アルパインパック60」エバーグリーン、60L、1.65kg
を背負っていきました。「アルパインパック60」のデビュー戦でした。計量すると 10.2Kg ありました。はじめて経験する重さに、はじめから私はアップアップしていました。背負子で100Kgをこえる荷物を運んだという強力さんの凄さに思いをいたしました。

買ったままのサラの状態で、体に合わせて3Dフィット・ステーを調整しなかった影響もあったのかもしれません。せっかくの機能を使わないのはもったいない話です。小休止後は体が慣れたのか、ザックの当たりが取れたのか、見違えるほど楽になりました。NHKの中継所を経て座談山まで行こうと思っていましたが、夕闇が迫り一息峠で休憩後、来た道を下り、ハクモクレンの冬芽をカメラにおさめ、16:40 に駐車場に到着しました。1時間30分の行程でした。

帰宅後、何の期待もなく、かといって諦められるはずもなく、検索窓に「マルキル 穴」と打ち込んで検索すると、幸運にも、
に三種類の補修法が記されていました。捨てる神あれば拾う神ありですね。一筋の光明が見えました。近日中にメンテナンスしようと思っています。

ファイントラックのスキンメッシュソックス レギュラーをはじめて履きました。渓流（トラウト）ミノーイング、テンカラ用に一昨年の夏に買ったものです。指と指の触れ合う部分や指の股の不快感が見事に解消されました。汗を上手く逃してくれます。次回は、スキンメッシュボクサー（パンツ）を試してみようと思っています。蒸れから解放され、不快指数がゼロになればこんなにありがたいことはありません。