「シリーズ授業_思わず口をついてでた『馬鹿』のひと言」

中一生の授業で、「三大穀物」の話をしていました。
 「とうもろこしは主に何になるの」
との私の問いかけに、すかさず、
 「ポップコーン」
とのお答がMさんから返ってきました。
我知らず、
 「馬鹿」
のひと言が、思わず口をついて出てきてあわてましたが、後の祭りでした。
 「飼料」との答を期待していました。私の問いかけが舌足らずだったことは認めますが、それにしても今どきの中学生は抜け目なく、容赦なく、強敵です。
 「『馬鹿(板書)』っていうのは、馬も鹿も区別できない人のことを『馬鹿』っていうんです」
 「私、馬鹿かもしれない」
 ことさらに愉快なMさんの動向からは今後も目が離せず、トリックスターとしての大活躍に期待を寄せています。