TWEET「私の『早春スケッチブック』」

 どうしようもなく、山田太一の『早春スケッチブック』が読みたくなり、早速注文しました。古書です。
 昨日 五六歳になりました。
 私の「早春スケッチブック」の一頁目には、なにを描(か)こうか。なにを描くのが適当か。いっそのこと白紙のままがいい、とそんなことを思いつつも、時は容赦なく、私の早春スケッチブック」に、私の今を描(か)きこんでゆきます。時は非情です。

「ありきたりなことをいうな。お前らは、骨の髄までありきたりだ」

「いつかは自分自身をもはや軽蔑することのできないような、最も軽蔑すべき人間の時代がくるだろう」(ニーチェ)
直截的な強い物言いを欲してのことです。