「清明の日に思う」


清明とは、
「二十四節気の一。4月5日ごろ。このころ、天地がすがすがしく明るい空気に満ちるという。」
と書かれています。

我が心も「すがすがしく明る」くありたいと思ってい
ます。

司馬遼太郎が是とした「すがすがしさ」。
「すがすがしさ」とは漢字で表記すれば「清々しさ」であって、換言すれば、司馬遼太郎は「美しさ」をもって是としたのだと私は理解しています。「すがすがしくあること」、また「美しくあること」は、行住座臥、あらゆる場面にわたっての試金石です。明恵上人の「阿留辺畿夜宇和(あるべきようは)」を思いだします。