「シリーズ授業_成り行きまかせで、行き倒れという生き方」

 明日、「学力診断検査」が行われます。豊橋市内の中学1,2年生を対象とした統一テストです。
 年が明けてから、通常授業の合間を縫って対策授業を行っていますが、遅々として進まず、また一時(いっとき)に集中して勉強しなければ、なかなか定着するものではありません。
 子どもたちには、「成り行きまかせ」のテスト対策です、行きつく先は「行き倒れ」、「共倒れ」です、と告げてあります。
 この時期に行われる「学力診断検査」については、私の関心の蚊帳の外のことですので、「みんなで捨てれば怖くない」とも言ってあります。
 「成り行きまかせ」で「行き倒れ」とは、僕の人生そのものですね、と言えば、子どもたちはそろって笑っていますが、人の一生とは、「成り行きまかせ」に生き、「行き倒れ」という格好で幕を引く、そういった、どうしようもなく哀しいものなんです、とは言ってみたものの、子どもたちには、深刻さは微塵もなく、いたって無邪気で、健全です。