祈りの歴史を、「動詞_感得する」

年明け早々に手にした、
◇白洲正子『十一面観音巡礼』講談社 文芸文庫
のカバーには、

「“女躰でありながら精神はあくまでも男”
荒御魂を秘めて初々しく魅惑的な十一面観音の存在の謎。
奈良の聖林寺の十一面観音を始めに、泊瀬、木津川流域、室生、京都、若狭、信濃、近江、熊野と心の求めるままに訪ね歩き、
山川のたたずまいの中に祈りの歴史を感得し、
記紀、万葉、説話、縁起の世界を通して古代と現代を結ぶ。
瑞々しい魂で深遠の存在に迫る白洲正子のエッセイの世界。」

と書かれています。どなたの文章かは知る由もありませんが、そのみごとなできばえに、白洲正子の後見ということに思いをいたしました。