「動詞_祈る / 畏まる / 詣でる」

◇ 白洲正子『十一面観音巡礼』講談社 文芸文庫
の口絵には、
「聖林寺・十一面観音像」
「盛安寺・十一面観音像」 
「観菩提寺・十一面観音像」
「薬師寺・十一面観音像」
「渡岸寺・十一面観音像」
「那智出土の十一面観音像」
六体の観音像の写真が添えられています。

白洲正子,牧山桂子 ほか『白洲正子と歩く京都』(とんぼの本)新潮社
 仏像に関する知識などまるでないので、ぼんやり眺めているだけでしたが、やはりほんとうに美しい仏さまは、ただ美しいというだけで、自然に拝みたくなりました。これは当たり前のことでしょう。(68頁 ,『私の古寺巡礼』「古寺を訪ねる心ーはしがきにかえて」より抜粋)

白洲正子の眼が選んだ観音像を前に畏まり、一年の無事を祈りました。
結構な初詣でした。
見るほどに陶然とした気分になります。