「12日遅れの小寒の日に思う」

 二十四節気を書き継ぐのを忘れるままに、十二日間が過ぎました。見す見すやり過ごしました。小寒の日に「人工股関節置換術」の手術を受け、その夜には父につき添い、消耗しました。看護疲れは執拗で、その回復に一生懸命な日々でした。
 雨が降っています。梅雨明けまじかのような、温かく、激しい雨です。雨上がりには夏空が広がるのか、冬空がひかえているのかなどと、のん気なことを考えています。
 「小寒」なくして、「大寒」を迎えるのは、酷ですね。