TWEET「浮世に色を求めて」
小夜の中山峠(静岡県掛川市)を登りきったところに、「浮世絵美術館 夢灯(ゆめあかり)」さんはある、とは先日書いた通りである。
「 年たけて又越ゆべしと思いきや
命なりけりさやの中山 」 西行
「 風になびく富士の煙(けぶり)の空に消えて
ゆくえも知らぬわが思ひかな 」 西行
もちろん、霊峰遥拝の旅の途次である。巡拝の道行きである。(315文字)
個人の収集である。一年を四期に分け、各テーマにそって浮世絵が展示されている。七月から、「袋井・見附の宿展」へと展示が変わった。
いつのころからか、緑色が好きになった。
浮世絵の色づかいには特徴がある。深みがあり、滋味がある。作品のうちの “緑” に会いたくて、「夢灯」さんを訪ねようと思っている。
土・日曜日と祝日のみの開館である。
命なりけりさやの中山 」 西行
「 風になびく富士の煙(けぶり)の空に消えて
ゆくえも知らぬわが思ひかな 」 西行
もちろん、霊峰遥拝の旅の途次である。巡拝の道行きである。(315文字)