「祝祭後」

  中1,2生の総括(学年末)テストの最終日(2018/02/15)に、Amazon から、
山竹伸二『こころの病に挑んだ知の巨人 森田正馬・土居健郎・河合隼雄・木村敏・中井久夫 』ちくま新書
が届き、その日を「読書事はじめ」にしようと心に決めていましたが、以降、「祝祭」の渦中に身を置くことになり、ひどく落ち着きを欠き、読書どころではありませんでした。
 ようやく高揚した気分も鎮まりつつあり、一昨日(2018/03/02) から、当書を読みはじめました。まずはじめに、
「第5章 中井久夫 ー 『世に棲む』ための臨床」
を読み、
「第3章 河合隼雄 ー 無意識との対話」
へと歩を進め、そしていま、
「第4章 木村敏 ー 現象学から生命論へ」
を読んでいます。
 読者体験によって、「祝祭後」の喧騒、寂しさから癒されつつあります。
 「祝祭後」とは「後の祭り」ということでもありますが、来し方を顧みれば、いっさいは「後の祭り」で、反省なきことを旨とします。