井筒俊彦「コスモスとアンチコスモス ー 東洋哲学の立場から_井筒俊彦 読書覚書」

「コスモスとアンチコスモス ー 東洋哲学の立場から」
『井筒俊彦全集 第九巻 コスモスとアンチコスモス 一九八五年 ― 一九八九年(講演音声CD付き)』 慶應義塾大学出版会
 今日、「コスモスとアンチコスモス ー 東洋哲学の立場から」(293-344頁)、「『コスモスとアンチコスモス』後記」(421-425頁)を拝読しました。詳細は再読後に、ということにさせていただきます。

 井筒俊彦の文章には彩(あや)がある。学術論文に私情をはさむことは許されないが、井筒俊彦の精緻な文章には、自ずからなる情(こころ)がある。明晰な文の重なりのなかで、文章は美しい形をなす。
 井筒俊彦というさやけさのなかにあることを、私は好む。

以下、
井筒俊彦「「事事無礙・理理無礙 ー 存在解体のあと_読書覚書」
です。