司馬遼太郎『空海の風景』中公文庫_途中経過です。

本書は、丹念な考証の積み重ねとその間隙を埋めるべく、司馬のたくましい想像と創造によって織りなされた、司馬遼太郎の目に映った『空海の風景』です。

三が日中には、と思っていましたが、かないませんでした。

3/4 程度まで読み進めましたが、真言密教、大日経に関する記述が少なく、拍子ぬけもし、また今後に期待もしています。

今 真言密教が、華厳経が、鑑真和上、明恵上人、そして井筒俊彦が、ことさらに気になっています。学生時代への回帰です。

下記、ご参考まで。
司馬遼太郎『十六の話』中公文庫
「附録 二十世紀末の闇と光」
〈対談〉井筒俊彦 司馬遼太郎