「シリーズ授業_紙飛行機で無邪気に遊ぶ」
一昨夜、女の子が紙飛行機を折って飛ばしていました。紙つぶてを力まかせに投げつけているも同然の景色に、アルソミトラの種子からヒントを得て作られたという紙飛行機を折って披露しました。紙飛行機を高く掲げ、機首を下げ、手を離すと、紙飛行機は上手に空気をとらえて飛んでいきます。その飛行姿勢はみごとです。種の保存のためにアルソミトラが身につけた智恵です。飽くこともなく、繰り返し紙飛行機を飛ばし、無邪気に遊びました。
「実はこの世のどんな現象にも数学がつまっている。しかもなぜか美しい。この不思議を、神を持ち出さずにうまく説明した人はまだいない。」
「この世は数学だらけ」藤原正彦『祖国とは国語』新潮文庫(116頁)
を、思い出します。
以下、
です。
また、ウィキペディア には、
アルソミトラ(学名: Alsomitra)は、ウリ科の一属。東南アジア、オーストラリア、南アメリカに生息するつる植物で、12種が確認されている。
インドネシアに生息するハネフクベ(Alsomitra macrocarpa)は、熟して割れた果実からグライダー状の羽根を付けた種子が落下・飛散することで知られる。
と書かれています。