小林秀雄「学問をしたいというのは、人間の本能ですからな」_追記


2016/03/14 に書いたブログ 小林秀雄「学問をしたいというのは、人間の本能ですからな」 が好評ですので、下記の「音声ファイル」を添付しました。相当箇所は、15分38秒からです。ぜひ小林秀雄さんの声をお聞きください。小林秀雄さんの講演を評する際には、よく古今亭志ん生さんの落語が引き合いに出されます。それほどまでに愉快です。名人芸です。



2016/03/14 のブログは、小林秀雄『学生との対話』国民文化研究会・新潮社編 からの引用です。『学生との対話』は、小林秀雄さんの「話しことばを、文字という形で言語″化」したものです。「ことば」を「言語」として書き留めたために、多くの情報が抜け落ちてしまいました。また、『学生との対話』は、講義の逐語記録ではなく、編集されていますので、なおさらのことです。小林秀雄さんの「ことば」にぜひ触れてみてください。

追伸:

私としては、
小林秀雄「学問をしたいというのは、人間の本能ですからな」 
よりも、
小林秀雄「学問をする面白さは女遊びどころじゃない」
の方がずっと面白いと思うのですが…。いかがなものでしょうか?