年のはじめに_白洲正子「遊鬼」


『梁塵秘抄』より
遊びをせんとや生まれけむ
戯(たわぬ)れせんとや生まれけん
遊ぶ子供の声きけば 
我が身さえこそ動(ゆる)がるれ

白洲正子さんは、『遊鬼―わが師わが友』という本を書かれています。「遊ぶ」ことは一大事です。「一所懸命」ということです。「極道」ということです。「遊戯三昧」ということです。「遊ぶ鬼」と化したいものですね。