「秋雨の雨間に_初秋の湿原を行く」

2018/09/09
 夜、 mont-bell の「アルパインパック60」に、必要最小限の登山道具を詰めこみました。防災仕様です。また、patagonia の「アセンジョニストパック25」には、負荷として、トレッキング用にしては過分な道具類を、これでもかというほどパッキングしました。
 登山道具と戯れるのは楽しく、「山より道具」の本領発揮です。

2018/09/11
 葦毛湿原の駐車場に着くころには、雨が降り出し、長尾池にのぞむコンクリート造りの東屋で、時代がかった堅牢な EPIgas のストーブとランタンで、火遊びをして過ごしました。ランタンの灯りは温かく安らぎます。湿原には行きませんでしたが、満足して帰路につきました。

2018/09/14
    秋雨の雨間に、湿原の散策に行ってきました。木道を一巡しました。シラタマホシクサが見ごろを迎え、サワシロギク、ノイウツギの白い花が各所で見られました。雨上がりにできた水たまりでは、ミミカキグサ、ムラサキミミカキグサが小さな花を咲かせていました。キセルアザミの花も目立つようになりました。
    愛知県の「指定希少野生動植物種」に指定されている「ヒメヒカゲ(蝶)」が舞い、ハッチョウトンボが飛んでいました。しばしハッチョウトンボの飛行に見とれていました。『トンボになりたかった少年』、東昭(あずまあきら)東大名誉教授のことを思い出しました。
    水かさの増した沢は「さらさら」流れ、遠く見やれば山間からは雲がわいていました。
    そして、散策の最後には、東屋に立ち寄り、火遊びをして帰途につきました。趣味になりそうな勢いです。