「拝復 P教授様_無酸素単独登攀中につきです」

「雨あがる。
ようやく頂上が見えてきました。こうなったらこっちのものです。
芸術的な登攀をやってみせます。
今回の3000メートル級の山は、次の4000メートル級の山へのトレーニングでした。
この空気の清々しさ。

もう下界には降りられません。」

「エッジで毎日負荷のかかった生活を送ってます。
お蔭で、以前より世の中のこと、人間関係が鮮明に見えるようになりました。
ときどき酸欠状態に陥りますが、それは『死を見つめての人生』が自覚できるときです。

もう、この次元の生活を手放せません。」


 よりいっそうの高みを目指しての困難を楽しまれている様子が伝わってきます。感服しております。無酸素での単独登攀ですね。「酸欠状態」に陥った際には、一息入れてください。エッジ上での足元のふらつきは、滑落の危険と隣りあわせです。
 どうか、『孤高の人』であってください。
 ベースキャンプから応援させていただいております。
 現地からのレポート、どうもありがとうございました。

週末の華麗なクライミングを、お楽しみください。
また。
残暑厳しき折、くれぐれもご自愛ください。
TAKE IT EASY!
FROM HONDA WITH LOVE.