會津八一「学規」

昨夜、P教授から、
◇ 會津八一「学規」
を読んでください、との SMSが届いた。


「Aizu Museum 早稲田大学 會津八一記念博物館蔵」

学規
一ふかくこの生を愛すへし
一かへりみて己を知るへし
一学芸を以て性を養うへし
一日々新面目あるへし
秋艸道人

流麗な筆の運びである。

法隆寺では、
「いかるが の さと の をとめ は よもすがら 
                    きぬはた おれり あき ちかみ かも」
また、中宮寺では、
「みほとけ の あご と ひぢ とに あまでら の 
                     あさ の ひかり の ともしきろ かも」
そして、唐招提寺では、
「おほてら の まろき はしら の つきかげ を 
                     つち に ふみ つつ もの を こそ おもへ」
の歌碑との出会いがあった。      

P教授から贈っていただいた、
◇ 植田重雄『秋艸道人 會津八一の生涯』恒文社
が、読みかけになっている。そろそろ通読する時期か、と思っている。