TWEET「羊が一匹,羊が二匹」

五味太郎『きんぎょが にげた』福音館書店
「最後はたくさんのきんぎょが泳ぐ池の中へ!」
 最後の見開き1頁、22,23頁には、池の中に「たくさんのきんぎょ」が描かれています。金魚鉢から逃げたきんぎょは、なかなか見つかりませんでした。それぞれが個性的なきんぎょを眺めているうちに、数えたくなり数えましたが、49匹,50匹であったり、52,53匹だったりして、数が定まらず老化現象と諦めました。
 ところが、出版社の「内容紹介」には、
「最後はたくさんのきんぎょが泳ぐ池の中へ!
52匹のなかから探せるかな??」
とあり、懸念の金魚すくいにケリがつきました。
 まだまだ、五味さんの仕掛けの全貌が明らかになった、とはとても思えず、目を凝らしています。
◇ 五味太郎『きんぎょが にげた』福音館書店
は、

「赤ちゃん向けの「ものの絵本」からお話が中心の「物語絵本」に向けた架け橋にぴったりです。」
との位置づけです。
 大学の三年次に受講した、砂田弘先生の「日本児童文学」の講義を懐かしく思い出しています。
また、勢いあまって、
◇ レオ・レオニ著,谷川俊太郎訳『スイミー ― ちいさなかしこいさかなのはなし』
を注文してしまいました。
魚づくしです。

下記、
TWEET「きんぎょが にげた」
五味太郎『きんぎょが にげた』福音館書店
「ガキたち、チャンスだぞ 五味太郎さんから子どもたちへ」
です。