「拝復 Dr.T様_いまとなっては後の祭りです」


 ご心配にはおよばず、近年の梅雨時は、昔日のような「むさくるしさ」はなく、肌寒く、湿度も適度で快適です。
 ご高齢の方々は、蒸し暑いことを、「いきる」といいます。馴染みのない三河弁です。
◇いきる【熱る・熅る】
① 熱気を帯びる
② 息まく。勢い込む。
◇ほてる【火照る・熱る】
このあたりの動詞が訛ってできた訛言(かげん)、訛語かと思われます。死語に近い方言です。

河合隼雄『明恵 夢を生きる』京都松柏社 のコピーの一頁目をファイルに入れ忘れ、申し訳なく思っています。また、Hに、白洲正子『日本のたくみ』新潮文庫 を読むように薦めてください。この夏一番の推薦図書です。思わぬ展望が開けるかもしれません。

 昨夜、中一生の男の子と女の子から、学年順位 9位と10位の成績が記された個票を、そっ気なく渡されました。当の子どもたち自身が、そして誰にもましてご両親が、最も驚かれていることかと想像しております。
 二人の学力からすれば、取り立てて騒ぐほどの椿事でもなく、私は終始 平然としていましたが、「常に結果を出すことを強いられた、厳しい世界の住人だった」ことを、うかつにも、創塾 22年目にして、今さらながらに気づかされた次第です。しかし、時すでに遅く、往時に比し気力、体力ともに衰え、戦意も喪失しがちで、いまとなっては後の祭りです。
 二人には、各教科 基本だけ押さえて、30番くらいの順位で遊んでいれば、それで構わないから、決して無理だけはしないように、と伝えておきました。

今日は、11:40 から江崎さんにてリハビリです。その後、昼食です。
ご丁寧なご挨拶、どうもありがとうございました。
くれぐれもご自愛ください。
FROM HONDA WITH LOVE.