「心平らかに心安らけく『J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲』です」


2010/05/15 に発行された『PCオ-ディオfan 2』共同通信社 には、
「スイス出身のチェリスト、マティン ツェラーがバロックチェロを奏でるCDは、愛好家の中でも評価が高い。
 この楽器は1673年にヤコブ・シュタイナーによって製作された貴重なものである。そのアルバムをハイレゾで聴けるとは嬉しい。
 聴きどころは何といっても、CDでは味わえないホールトーンがブレンドされたチェロの響きの豊かさ、繊細なボウイングの様子。あなたがバッハファンならきっと驚嘆することだろう。」(159頁)
との解説があります。PCオーディオに熱をあげていた頃のことです。付録のハイレゾリューションDVD「タッド・ガーファンクル録音選」を聴き、早速購入しました。

また、マーティン・ツェラー 「J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲 Vol.1」M.A Recordings の帯には、
「スイスのチェリスト、マーティン・ツェラーによる名器シュタイナー唯一の楽器で、世界で初めて録音された J.S. バッハ・無伴奏チェロ組曲。絹を撫でるような、魅力的な音色で奏でられ、かつてない感動に包まれる演奏です。」
と記されています。

「端正な響き」、「美しく、温かく、幸福感に包まれた演奏」に、心平らかに心安らけくなります。すてきなアルバムです。