「『われは湖の子』ごっこ」


加藤登紀子さんが歌う「琵琶湖周航の歌」に魅かれ、琵琶湖にゴムボートを浮かべ、“われは湖の子 ”ごっこをしていた時季がありました。

  1. われは湖(うみ)の子 さすらいの
  2. 旅にしあれば しみじみと
    昇る狭霧(さぎり)や さざなみの
    志賀の都よ いざさらば
  3. 松は緑に 砂白き
    雄松(おまつ)が里の 乙女子は
    赤い椿の 森陰に
    はかない恋に 泣くとかや
  4. 波のまにまに 漂えば
    赤い泊火(とまりび) 懐かしみ
    行方定めぬ 波枕
    今日は今津か 長浜か
  5. 瑠璃(るり)の花園 珊瑚(さんご)の宮
    古い伝えの 竹生島(ちくぶじま)
    仏の御手(みて)に 抱(いだ)かれて
    眠れ乙女子 やすらけく

五年も過ぎたころからゴムボートは劣化しはじめ、あちこちから空気が漏れるようになりました。そのつど穴をふさいで使っていましたが、それも追いつかなくなり、あえなく断念しました。いまだに琵琶湖への郷愁を覚えます。「波のまにまに漂」うことへの憧れがあります。湖族の血が騒ぎます!?