「三日遅れの白露の日に思う」
白露とは、「草の葉に白い露が結ぶという意味。夜の間に大気が冷え込み、草花に朝露が宿ることから名づけられたのでしょう」とのことです。白露から季節は、仲秋です。今年の仲秋の名月は、九月十五日です。
九月一日以降、今年度改訂された中学校の教科書を読んでいます。何はさておき、一日中読みふけっています。読んで理解するだけなら気が楽なのですが、子どもたちにどう説明しようか、どのように授業を組み立てようかと考えながら、下線を引き、書き込みをしながらの読書ですので思うようにははかどらず、鬱々とした気の重い毎日を過ごしています。
各教科、改善されたところもありますし、舌足らずの表現もあります。また、次回(四年後)の改訂時には明らかに修正されると思われる箇所がはっきりと見てとれます。これは今回に限ったことではありません。おなじみの光景です。安易な教科書づくりが繰り返されています。
先が見えてきました。教科書を読み終えた時点で私の夏は終わりです。その後は秋に浸ろうと思っています。ブログを書き継ごうと思っております。