「立命館大学 白川静記念 東洋文字文化研究所_白川フォント」

 一昨夜ブログを書くために、[(サイ)]の字を探した。しかし、[]の字は見当たらず、私がいま使用している[]は、画像である。
 検索していると、
「立命館大学 白川静記念 東洋文字文化研究所」
「白川フォント」
「白川フォント ダウンロード」
のサイトが見つかった。歩けば棒に、ということか。

以下、「kanjicafe」さんからの引用である。
「2016年12月、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所が、コンピューター上での利用が困難であった甲骨・金文などの古代文字を、Microsoft Word などの一般的な文書作成ソフトで簡単に利用できるようにする文字フォント「白川フォント」を発表しました。
 同研究所ホームページによると、「白川フォント」に収録されている古代文字は、常用漢字(2136字)・人名漢字(650字)の中で古代文字が判明している漢字を対象としており、古代文字の全収録数は4391字だそうです。これらのフォントは無償で公開されており、簡単にパソコンにダウンロードすることができます。
 また、同ホームページにある「検索システム」を使えば、入力した漢字の文字列から古代文字を表示させたり、入力した漢字一字から古代文字の画像を検索することができます。」

 早速私はインストールして恩恵に欲している。文字を意匠として楽しんでいる。
「文字は神であった」。文字は神々しかった、というのは当然の帰結であろう。粋なはからいである。ご苦労がしのばれる。