TWEET「東慶寺がいい」
「ありがとう」のひと言がいえない子どもたちがいて、大人たちがいる。近年常態化しているとはいえ、こればかりは慣れない。今年に入って早やいくつかの不愉快な思いをしている。
風土が人をつくるのか、人が風土をつくるのか。いずれにしても当地を捨てる、当地に捨てられる願望は高じるばかりである。「あまざかる鄙」の明け暮れは、もの言わず腹ふくるることばかりである。
「旧制三高」
深代惇郎『深代惇郎の天声人語』朝日文庫
京大教授の梅棹忠夫さんが「きらいなもの」を聞かれ、「ざっくばらんが大きらい」と答えているのも面白い。ざっくばらんとは、つまり野蛮なのだろう。(337頁)「ざっくばらん」とは、前後なく、節度なく、見境なく、ということなのでしょう。