「井筒俊彦『意識と本質 ー精神的東洋を索めてー』岩波文庫_井筒俊彦 読書覚書」1
早朝(2018/04/01)に目覚め、
◇ 井筒俊彦『意識と本質 ー精神的東洋を索めてー』岩波文庫
を読み了えた
を読み了えた
「井筒俊彦『意識と本質 ー精神的東洋を索めてー』岩波文庫_井筒俊彦 読書覚書」
書名の副題には、
◇ 井筒俊彦『意識と本質 ー 精神的東洋を索めて ー 』岩波文庫
とあり、目次(論文)には、
◇「意識と本質 ー 東洋哲学の共時的構造化のために ー 」
と記されている。また、決定版である『井筒俊彦著作集』には、
◇ 「意識と本質 ー 東洋的思惟の構造的整合性を索めて ー 」
と書かれtている。
井筒俊彦のいう「精神的東洋」とは、「ギリシア以東」のことであり、「索めて」とは、字義通り、「ひもをたぐるように、手がかりから探す」、いちいち原典に当たり、「一度そっくり己れの身に引き受けて主体化し、その基盤の上に、自分の東洋哲学的視座とでもいうべきものを打ち立てていくこと」(「後記」,411頁)という意味であろう。そして、「東洋哲学の共時的構造化のために 」とは、この先の行方に関する井筒俊彦の明言であり、「東洋的思惟の構造的整合性を索めて」とは、その姿勢である。
井筒が、「生涯ただひとりの我が師」と仰いだ西脇順三郎に端を発した水脈は、井筒俊彦にしてはやくも本流となった。
奔流にのまれた格好での読書だった。
早速読み直すことにする。座右の書となった。