「螢狩り」


狩り」
2016/06/11

昨夜 P池に行ってきました。昨夜は釣り道具は持たずに空手で、螢狩りに行ってきました。

螢は山からのわき水が流れこんでくる辺りの、木の葉の茂みに集まっていました。ぽつり、ぽつりと間をおいて光っていました。ぽつり、ぽつりくらいがいいな、と思いながら眺めていました。なかには、高く舞い上がり光の尾を引いて遠方にまで出かけるも何匹かいました。心にくい演出です。遠目にはの発する光は、透明なひとしずくの露のように見えました。自然の発色です。人工の色ではなかなかこうはいきません。

「ホタルの成虫は、腹部後方に発光器があり、発光物質が光ることで光が発生します。
この光は、蛍のラブコール。オスは光を発しながら飛び回り、メスは草や木の葉の上で弱く光ります。お互いを見つけて両方が強く光れば婚約成立です。
実は、蛍の成虫期間は約1~2週間。この間、エサを食べずに夜露だけで過ごしてパートナーを探します。そして、繁殖が終わると死んでしまいます。
また、蛍でも発光しない種類もあります。」

ホタルの「婚約成立」はわかりやすくていいですね。木の葉の茂みの中で遠慮しがちに明滅していたのは、メスのホタルだったのでしょうか。帰宅後に知ったことですので、雌雄のホタルの事情には無頓着でした。

命を継ぐ。生あるもの皆同じなんですね。精一杯の愛ですから美しくないはずがありません。命のかぎりの明滅ですから尊くないはずがありません。昨夜はうかつでした。覚悟に欠けていました。近日中に出直します。

帰りには一匹のが夜道を照らすかのように、私を先導してくれました。まじかに見る光は、ほのかに緑色を帯びていました。二十メートルほど、の明かりを頼りに歩きました。がとって返し、茂みにもどるのを見とどけて、家路を急ぎました。