盛夏 、食品売り場で、 「三輪の神糸」 に目が留まった。右上には「手延べ素麺」と記されている。 「三輪」,「神糸」の文字に胸がときめいた。 早速 手に取って見ると、 「製造者 / 株式会社 マル勝高田商店 / 奈良県桜井市大字芝374番地の1」 と記載されていた。 疑う余地はなかった。 大和の「三輪山」はご神体である。山中の一木一草、岩根・岩・土塊(つちくれ )にいたるまで、すべてに神が宿っている。 また、同じ桜井市にある「聖林寺」さんには, 「十一面観音菩薩立像」が安置されている 。「 新観音堂」建立前後に二度 参拝した。 闘い終え、満身に創痍を負った勇者が、傷を癒すために深い瞑想に入っているかのように見えた 。表情は厳しく体躯は剛健そのものである。また、頭上の化仏(けぶつ)は、勇士に捧げられた守護神さながらである。 寺庭にある「聖林茶館」さんの窓ごしに,「三輪山」の山腹を眺めることができた。 三輪の地は素麺発祥の地であることを知った 。 「食」にまで眼が向かなかったのは、うかつだった。 「聖林寺参拝」,「三輪山登拝」,そして 「てのべ たかだや 奈良・桜井本店」さんにて、神糸をいただく 。 日帰りでは無理だろう。周回するのもいい。 と、勇んではみたものの,「登拝」する自信は無く,「遥拝」にしようか、と意気地のないことを考えている。