「仲秋の湿原を行く_19」

 夜が明けるのを待って、葦毛湿原の駐車場を出発した。

 湿原の花々はどこか眠たげである。


 木道が朝露にぬれ湿っている。
 木道のきしむ音がする。

 急登を右に折れ、突きあたりまで登った。


  今朝の「気になる木」である。

  そしていま、苔むした岩に座っている。


 小雨が降り出した。
 午前中 雨の予報である。