「山の日を前に、山気にあたる」

    偉容を仰ぎ、凄惨な死に慄(おのの)き、「山の日」を前に山気にあたり、慄然としている。
    読み急ぎ過ぎている。受容できないままに平衡を失いかけている。山の本を読むという特異な体験をしている。逸脱から免れるために小休止することにした。

2018/07/14 に「ヤマケイ文庫」「ヤマケイ新書」の存在を知った。
◇ 高桑信一『山の仕事、山の暮らし』ヤマケイ文庫
◇ 高桑信一『タープの張り方 火の熾し方 私の道具と野外生活術』ヤマケイ文庫
◇ 塀内夏子『おれたちの頂 復刻版』ヤマケイ文庫
◇ 伊藤正一『定本 黒部の山賊 ー アルプスの怪』山と渓谷社
を読み、
◇ 高桑信一『古道巡礼 山人が越えた径』ヤマケイ文庫
「八十里越」
「八十里越の裏街道」
「熊野古道 小辺路」
◇ 高桑信一『源流テンカラ』山と渓谷社
「源流の漂泊者 瀬畑雄三の源流哲学」
◇ 大森久雄 編『山の名作読み歩き 読んで味わう山の楽しみ』ヤマケイ新書
「山頂」深田久弥
「山」小林秀雄
◇ 萩原浩司『写真で読む 山の名著 ヤマケイ文庫50選』ヤマケイ文庫
「新編 単独行」加藤文太郎
新編・風雪のビヴァーク」松濤明
「垂直の記憶」山野井泰史
「ナンガ・パルバート単独行」ラインホルト・メスナー
をひろい読みした。そして、
◇ 長野県警察山岳遭難救助隊『長野県警レスキュー最前線』ヤマケイ文庫
◇ 山野井泰史『垂直の記憶』ヤマケイ文庫
が手元にあり、
◇ 松濤明『新編・風雪のビヴァークヤマケイ文庫
を注文した。

「神々の山嶺(いただき)」に魅入られている。

以下、
「大暑の日に_山気にひたる」
です。