TWEET「何でこんなに淋しい風ふく」

 三日前の早朝から激しい腹痛をともなう下痢に見舞われ、それが落ち着いたいま、ひとり蕭条とした風に吹かれている
 弛緩して力なく、虚弱へと転落した。
何でこんなに淋しい風ふく」
 梅雨明けを前に、秋思に沈んでいる。
「朱夏」に、「白秋」を綴ろうと思う。

◇ 早坂 暁『山頭火―何でこんなに淋しい風ふく』日本放送出版協会(1989/08)
◆「何でこんなに淋しい風ふく」
  種田山頭火『定本 山頭火全集 第一巻』(春陽堂書店、一九七二年)二六四頁。『草木塔』所収。