TWEET「十七日の月明に」

 十七日の月夜です。空は厚い雲におおわれ、月明かりこそ見えませんが、想像することはできます。
   子規逝(ゆ)くや十七日の月明(げつめい)に
「と、(高浜)虚子が口ずさんだのは、」「子規が死んだ」「明治三十五年九月十九日の午前一時」を少し回った頃のことだった。空には、「十七夜の月があかあかと」かかっていた。(司馬遼太郎『坂の上の雲(三)』文春文庫、26-29頁)
 虚子の句を知ってからというもの、「十七日の月明」ばかりが気になります。

下記、
TWEET「頓挫する」
です。